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中村奨成が自己改革に取り組んでいるようです。
元々、入団時からスピードにこだわりがあったようで、筋力強化や体重増には積極的ではありませんでした。
しかしながら、7年目の今季は自己最多70打席に立ちながら打率1割4分5厘、本塁打0と、そのポテンシャルを生かすことができずに、結果を残せませんでした。
本人も変わる必要があると感じたようです。
「1軍の投手に力負けしないためには体の大きさも必要。スイングスピードも上がると思うし、強さが出てくると思う」。
と、停滞感を打ち破るため、こだわりを捨て、ウエートトレーニングと食事管理を徹底し、体重85キロから人生初の大台超えの91キロを目指しているようです。
スイング量ばかりが注目される今年の広島秋季キャンプですが、ウエートトレーニングの量も増しています。
技術的にも打撃フォームを改造中です。
これまで高く構えていたグリップの位置を下げ、無駄のないシンプルなフォームを求めています。
「小さい変化の球種が増えている中で、無駄が多かったら打てないことは今年身をもって経験した。無駄を省いてパワーがあれば、その分力を伝えられると思う」。
と、反動を使わずに最小限の動きの中で最大減の力を伝えるためにも筋力アップは欠かせません。
正直言ってもっと早めに気づいて取り組むべきだったのでは?と思ってしまいます。
打席に立った時に、打ちそうな雰囲気はありますが、やっぱり線がまだ細いなと、見ていて感じました。
鈴木誠也も若い時は細かったですが、努力で体がみるみる大きくなり、1流のバッターになりました。
奨成も筋力と体重増で、レギュラー獲りを果たしてほしいです。
一度でいいからレフト末包・センター中村奨成・ライト田村という、ベテランに頼らない夢のあるスタメンを見てみたいです。
赤ゴジラと言われた嶋も崖っぷちから覚醒し、活躍しました。
10月25日の契約交渉では、鈴木球団本部長から「お前のポテンシャルにもう1年かけてみる」と言葉をもらい、契約を更改しています。
レギュラー奪取から、球界を代表する打者へ。
その無限の可能性が彼にはあると信じています。
広島カープのプロテクトリストを作ってみた の記事も宜しければご覧ください。
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