
広島は12日、宮崎・日南キャンプ最終クール3日目にシート打撃を行いました。
打者では、1軍に練習参加した宇草孔基外野手が猛アピールしました。
1打席目に大道投手から二塁への内野安打を放つと、滝田投手からは右前打安打。3打席目は杉田投手から強烈な投直と3打数2安打と結果を残しました。
日南1次キャンプでは、同じく日南市内を拠点とする2軍メンバーも積極的に1軍に練習参加しています。
その中で日南1軍キャンプ打ち上げ前日まで1軍に呼ばれていなかった、宇草選手が猛アピールしました。
同じ外野手では、末包む選手こそ怪我で出遅れましたが、田村選手、中村貴浩選手、久保選手、中村奨成選手と皆目の色を変えて必死にアピールしています。
宇草選手はあまり目立つことができていませんでした。
昨年の現役ドラフトでは、宇草選手が選ばれる選手の1人なのでは?と私も予想しましたが、それくらいチームの中で影が薄くなっています。
元々足が非常に速く、バッティングも悪くなく、三拍子揃った大型外野手として指名されました。
二年目には打率.291、本塁打4、盗塁6と、そこそこの成績は残しましたが、そこからは出番が減っていきました。
足は非常に速く、チームでも上位に入るほどですが、イップスなのか送球に難があり、守備も上手いというほどではありません。
とにかく打って、打撃でアピールし続けるしか道はありません。
今年結果を残さないと相当厳しいでしょう。
中村奨成選手と同じですが、今年が最後だと思って頑張ってほしいです。