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ここまで28試合を消化し、5位ですが、他のチームも課題が多く、団子状態です(5/6終了時点)。
唯一抜けているのが昨年覇者の阪神くらいです。
ここまでのカープのチーム成績を冷静に振り返ってみたいと思います。
2024年度セ・リーグ順位表
球団 | 試 | 勝 | 負 | 分 | 率 | 差 | 差計 | 防御率 | 打率 | 本塁打 | 盗塁 | 得点 | 失点 | 犠打 | 犠打率 | QS率 | 得点圏 | UC打率 | 代打率 | 失策 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位:阪神 | 31 | 16 | 11 | 4 | .593 | 2.13 | .232 | 19 | 9 | 102 | 84 | 25 | 80.65% | 64.52% | .245 | .234 | .328 | 18 | ||
2位:DeNA | 31 | 15 | 15 | 1 | .500 | 2.5 | 3.27 | .243 | 12 | 19 | 100 | 116 | 13 | 100.00% | 48.39% | .252 | .249 | .196 | 20 | |
3位:巨人 | 33 | 15 | 15 | 3 | .500 | 0.0 | 2.5 | 2.43 | .229 | 12 | 17 | 82 | 85 | 26 | 65.00% | 51.52% | .213 | .231 | .193 | 8 |
4位:中日 | 32 | 14 | 14 | 4 | .500 | 0.0 | 2.5 | 3.06 | .247 | 16 | 3 | 91 | 109 | 31 | 79.49% | 59.38% | .238 | .235 | .179 | 12 |
5位:広島 | 28 | 11 | 13 | 4 | .458 | 1.0 | 3.5 | 2.52 | .230 | 11 | 12 | 76 | 73 | 19 | 90.48% | 57.14% | .230 | .220 | .233 | 9 |
6位:ヤクルト | 31 | 13 | 16 | 2 | .448 | 0.5 | 4.0 | 3.57 | .247 | 23 | 13 | 130 | 114 | 36 | 97.30% | 48.39% | .282 | .265 | .186 | 13 |
カープの優れている所
チーム防御率は2.52とセリーグ3位の成績。
打線が点をとれていない中、これだけチーム成績が大きく負けがこんでいないのは紛れもなく、投手陣のおかげです。
表にはありませんが、先発投手でも3位、救援投手でも2位という素晴らしい成績を残しています。
森下、床田、九里、アドゥワ、ハッチ、大瀬良とローテーションを固定できていることが非常に大きいです。
ハッチこそ投球が不安定ですが、それ以外の投手は安定しています。
救援も島内、矢崎、塹江、栗林と打たれることもありますが、外国人がいない中、非常に頑張ってくれています。
チームの失点は何とリーグ最少の73です、被安打(表にはありませんが)も最少の220です。いかに投手陣が踏ん張ってくれているか分かります。
普通の打線であれば、今頃阪神と首位争いをしていたはずです。
野手に関して唯一の良い所は、失策が9とリーグ2番目に少ないです。
外国人選手が出場していなく、守備の良い、矢野、菊池、堂林がスタメン出場していることが要因の一つだとは思いますが、以前よりは守備で自滅することが非常に減りました。
これで外国人選手が戻ってきたときにどうなるかでしょう。
カープの悪い所
何といっても打線です。
打率は.230とリーグ5位です。
正直言ってぶっちぎりの最下位かと思いましたが、更に下がいました。
しかも巨人というのが意外です。
出塁率はリーグ最低の.284。
長打率も5位。
これも巨人が下回っています。
得点はぶっちぎりの最下位の72。
安打数も最下位の211。
本塁打も最低の11。
四球は58と最下位(表にはありませんが)。
打てない上に四球も選べていないのは痛いです。
犠打は5位の19。
まだシーズンは始まったばかりですが、不名誉な記録が残ってしまっています。
上がり目があるとすれば、末包、シャイナー、レイノルズの爆発。
田村など若手の覚醒くらいしか上がり目がありません。
どのように首脳陣がここから修正できるのか注目です。
阪神にあって広島に足りなかったもの の記事も宜しければご覧ください。
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