昨日ブログで書いた通り、トレードの期限は7月末。
おそらくカープがトレードを行う可能性は限りなく0に近いと予想しました。
なぜなら球団がトレードに物凄く消極的だからです。
良く言えば自分達が獲得した選手を大事にしている。
悪く言えば、血の入れ替えを拒否している、今より更に強くなることを拒否しているとも言えます。
おそらくトレードは無いと思われますが、現実的に誰が来てくれたらカープにとって補強になるのか?考えてみました。
まず、カープの弱点はどこでしょうか?
投手は今の戦力で十二分です。
もちろん打者でしょう。
右打者か左打者でいえば、明らかに右の強打者が不足しています。
レギュラーが固まっていないポジションはどこか?
ファーストとレフトでしょう。
ファーストかレフトができて、右の強打者。
そして、出来れば実績がある選手なら尚更望ましい。
その条件に合致する一人が中日のビシエドです。
NPB通算1000本安打、首位打者、最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞受賞と輝かしい活躍をしてきました。
カープも何度彼に打たれてきたか分かりません。
しかし、全盛期は過ぎており、今季は43打数9安打、打率.209、本塁打1、打点2と出場機会も少なく、成績も寂しいものとなっています。
打線が活発とはいえない中日で出番があまりなく、一見カープに必要ないように感じますが、2軍では打率.306、4本塁打、打点15と格の違いを見せつけています。
カープの2軍でこの成績を残せる人がいるでしょうか?
今の堂林、坂倉よりは打ってくれるのは間違いないでしょう。
もしスタメンで使わなくとも、代打の切り札としても使えます。
ビシエドが来てくれれば、堂林を2軍に送り、打撃をゆっくり磨きなおすこともできます。
しかも、ビシエドは外国人枠を気にせず、日本人選手と同じ扱いで済みます。
カープにとって獲得するメリットが大きいのではないでしょうか。
中日の中で、ビシエドの優先度は低くなっており、カープ側も、そこまで1軍でバリバリやっている選手でなくとも交渉に乗ってくれるのではないでしょうか。
立浪監督、中日はトレードが大好きですし。
例えば、先発争いで負けてくすぶっている遠藤、中継ぎの松本などで交渉できるのではないでしょうか。
もしビシエドが来たら、
1 中 秋山
2 右 野間
3 三 小園
4 左 末包
5 一 ビシエド
6 捕 坂倉(石原)
7 二 菊池
8 遊 矢野
という、なかなか悪くない打線が組めます。
下位に坂倉がいた方が、本人も気が楽でしょうし、相手も嫌でしょう。
今よりは打線のバランスが良くなります。
トレード期限まであと僅か。
カープはトレードに動くのでしょうか。
カープは本当にトレードしないのか? の記事も宜しければご覧ください。
コメント