MENU

ずっと野球だけやっている奴らに負けたくない

アマゾンでのお買い物はこちら https://amzn.to/4dI9YPy

育成で要注目の選手がいます。

広島に育成ドラフト3位で指名された、静岡大の安竹俊喜捕手が指名あいさつを受けました。

名門・静岡高で甲子園出場時にはブルペン捕手を務めました。

1浪して国立大に進学した苦労人です。

目標は昨年、広島から育成で指名を受けた1学年上の先輩の佐藤啓介内野手と同じくルーキーイヤーでの昇格。

同大からの指名は昨年、育成2位で広島入りした佐藤に続き2年連続3人目です。

持ち味は二塁への送球1・8秒台の強肩。

高校時代はブルペン捕手で無名の存在が、プロ入りの夢をつかみ取りました。

とにかくこの安竹は苦労人です。

まず安竹は一般入試で静岡高に入学しました。

3年間で公式戦出場は1試合だけ。

主に裏方として過ごします。「キャッチング技術を磨くことができる」。

と、前向きな思考で投手陣を支え、3年夏にはブルペン捕手として甲子園を経験しています。

大学は出場機会を求め、国立の静岡大の一般入試を受験しましたが、1度目は失敗します。

1浪時代は午前7時に予備校に向かい、午後10時に帰宅する大変な日々を送ります。

とにかく合格を優先させるため、勉強に集中したといいます。

「バットも振らず、筋力トレーニングもせず、月に1回程度、父とキャッチボールをするだけでした」と、振り返っています。

高校、大学ともにスポーツなどでの推薦枠とは無縁で、いわゆるエリートとは程遠い野球人生。

故に「ずっと野球だけやっているやつらに負けたくない」と闘志を燃やしています。

入学後も回転ずし店で、2年までは週4回、3年からは週1回、アルバイトした苦労人。

プロ入りを意識し始めたのは、正捕手になった2年春、県学生野球リーグを制し、東海地区、全日本大学選手権に出場してからだといいます。

日頃からプロ野球のプレー動画で研究を重ね、ウェートトレーニングで体重は入学当時から20キロの増量に成功しています。

チームの練習開始時間の約45分前にグラウンドへ行くと、常に先にいて汗を流す1学年上で同い年の佐藤の姿が刺激になったといいます。

松本有史スカウトから、「6月に打撃力で支配下をつかんだ佐藤より早く昇格して」と、エールを送られたようです。

浪人しての大学進学を経て、ドラフトで指名された主な選手は、1998年ドラフト1位で巨人に入団した上原浩治。

89年ドラフト1位でロッテに入団した小宮山悟(2浪)。

他にも91年ドラフト4位で広島に入団した金本知憲など錚々たるメンバーがいます。

浪人時代は満足に練習もできず、大学入学後もアルバイトを行い、他のエリート選手よりは、野球に費やせる時間は圧倒的に少なかったようです。

それなのに育成とはいえ、ドラフトで指名されたということは凄いことです。

しかし、よくスカウトも見ていましたし、球団もよく指名しました。

これだけ苦労してきているというのは逆に財産になります。

この経験はプロ野球人生にも当然生かされますし、仮にもし野球で花開かなくとも、野球以外の分野で役に立ちます。

プロの環境で努力したらどんな選手になるのでしょうか?

楽しみですし、応援しがいのある選手が入ってきます。

課題はバッティングのようです、浪人・育成から、球界を代表するような選手になることを期待しています。

広島カープドラフト採点 2024 の記事も宜しければご覧ください。

アマゾンでのお買い物はこちら https://amzn.to/4dI9YPy

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

コメント

コメントする

目次