広島・西川龍馬外野手がFA移籍となりました。カープが人的補償を選んだ場合、オリックスは誰をプロテクトするのか、以前予想しました。(詳しくはこちらからご覧ください。)
24人ほどは何となく予想できるのですが、そこから先は誰が入っていても、漏れていてもおかしくない状況です。今回は、プロテクト当落線上の選手がどんな選手なのか、見ていきたいと思います。
・本田 仁海…24才 投手 2017年ドラフト4位 150キロ超えのストレートで空振りを奪う右腕。コントロールに課題があるが、安定して150キロを投げることができる。
今季1軍での成績 2勝1敗 防御率6.34 ホールド7
昨季は42試合に登板している実績があり、もしプロテクトから漏れていたら獲得したい選手。
・来田 涼斗…21才 左打ち外野手 2018年ドラフト1位 力強いスイングで打球を飛ばす若手外野手。身体能力は高いが伸び悩んでいる。守備に難あり。
今季2軍での成績 打率.271 本塁打3 打点26
21才と若く将来性が豊か、将来大成するかもしれず、漏れていたら取りたいが、プロテクトされている可能性あり。
・山田 修義…32才 投手 2009年ドラフト3位 切れ味鋭いスライダーで勝負するリリーフ左腕。
今季1軍成績 32試合登板 0勝0敗6ホールド 防御率1.15 実績があるが年齢がネックか。
・前 佑囲斗…22才 投手 2019年ドラフト4位 キレのあるストレートで空振りを奪う若手右腕。
今季1軍成績 2試合登板 防御率0.00 2軍成績 40試合登板 3勝3敗 防御率4.38
・元 謙太…21才 右打ち外野手 2020年ドラフト2位 逆方向へも強い打球が打てるスター性のある選手。
今季2軍成績 89試合出場 打率.232 本塁打1 打点18 年齢も若く右打ちの外野手はカープの補強ポイント。
・日高 暖己…19才 2022年ドラフト5位 投手 角度のあるストレートが魅力の右腕。スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップと変化球が多彩でゲームメーク能力もある。細身の体を鍛えれば、伸びる可能性が高い。
今季2軍成績 1勝1敗 防御率3.15
・杉澤 龍…23才 2022年ドラフト4位 左打ち外野手 バットコントロールが良く、非凡な打撃センスあり。
今季1軍成績 5打数1安打 打率.200 2軍成績 打率223 本塁打3 打点38
・宜保 翔…22才 2018年ドラフト5位 左打ち内野手 守備範囲が広く、軽やかな守備に定評がある。打撃が課題。
今季1軍成績 打率.279 本塁打0 打点9
・太田 涼…22才 2018年ドラフト1位 右打ち内野手 鋭いスイングで快打を放つ若手内野手。
8/13左手首を負傷し、9/12左尺側手根伸筋腱鞘形成術を受けている。
今季1軍成績 打率.250 本塁打2 打点9
リストから漏れる可能性は低いが、漏れていたら獲得はあり。
カープに不足している、右打ち内野手という補強ポイントに合致する。
・吉田輝星…22才 2018年ドラフト1位 投手 金農旋風を起こした甲子園のスター。まさかのトレード。
今季2軍成績 2勝5敗 4セーブ 防御率4.80
もしプロテクトから漏れているのなら、スター選手が少ないカープが獲ったら面白いかもしれない。まだ22才と年齢も若い。
・村西 良太…26才 2019年ドラフト3位 投手 貴重な右のサイドスロー。ボールに力があり、スライダーも良い。
今季1軍成績 7試合登板 0勝1敗 防御率6.17
カープには変則で投げる投手が少ない為、獲得もありではないか。
以上、当落線上の有力選手達でしたが、この中では安定して150キロを投げる本田投手。22才と若い前投手、同じく日高投手。
若手外野手の来田選手、チームに不足している右打ち野手の元選手、そしてサプライズで吉田投手あたりが気になります。
絞るのが難しいですが、さらに絞るのであれば、投手であれば本田投手、野手であれば、来田選手の選択が良いのではないでしょうか。
過去に一岡選手、長野選手と、上手い選択をしてきたカープでしたから、今回も最善の選択をしてくれると信じています。できれば将来性のある若手の選手を選択してほしいです。
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