以前カープの他球団に無い強みとは?という記事を書きましたが、逆にカープが他球団と比べて足りないものは何か?考えてみました。
- 四番打者不在
- 特に野手の高齢化
- 中継ぎ左腕
- 助っ人外国人の活躍
- 主力に左の好打者が多く、右の好打者が少ない
- 四番打者不在
昨季は移籍してしまった西川選手が四番に入ることが多く、終盤は堂林選手が入り、それ以外では、上本選手や菊池選手など、本来四番打者タイプではない打者を四番に入れるなど、固定できていませんでした。
やはり四番はチームの顔です、固定するのが理想です。
鈴木誠也選手がいた頃が懐かしいです。
他球団は岡本選手、大山選手など四番にどっしりと座り、腰を据えてオーダーを組むことができています。
今季も序盤は固定できないかもしれませんが、できれば固定したいです。
候補は筆頭が末包選手、まさにチームが求めている理想的な長距離砲、できれば彼にカープ不動の四番打者になってほしいです。
次に新外国人のレイノルズ選手、シャイナー選手、未知数ですが、パワーのある外国人選手が四番に入るのは一番手っ取り速いです。
あとはキャプテンの堂林選手でしょうか、去年終盤は四番で良い働きができている時期がありました、調子の波を小さくすることが課題でしょうか。
可能性は低いですが、若手の林選手、田村選手などが覚醒し、四番に抜擢されるなんてことも可能性はゼロではありません。
鈴木誠也選手がチームを去ってから四番が固定できていません。
チームの弱点である四番の不在は落合博満氏も指摘していました(記事はこちらから)、その弱点を今季克服できるか注目です。
・特に野手の高齢化
チームの主力を見ると、秋山選手(35)、菊池選手(33)、田中選手(34)、上本選手(33)、松山選手(38)、會澤選手(35)、野間選手(31)、堂林選手(32)と3連覇を支えたチームの功労者が多く、今もスタメンで出ることも多いメンバーがいます。
他球団と比べても主力選手の高齢化が気になります。
要因の一つに近年のドラフトで上位に投手を多く指名しており、野手は積極的に指名していません。
他球団であれば、バランスを考えてトレードを行って、若手野手をとったりするのですが、カープはそういうこともしません。
結果、投手陣は年々進化しており、投手王国完成も夢ではなくなってきました。
今年の秋のドラフトでは、野手を多く指名することが予想されます。
有望な選手を多く指名し、野手の若返りが期待されます。
三連覇前は菊池選手、田中選手、丸選手と若手が台頭し、その後、新たに加わった大ベテランの新井、黒田が融合し、バランスがとれていました。
現有戦力の中では、田村選手、中村貴浩選手、林選手、矢野選手など有望な若手選手がいます。
若手選手の奮闘が優勝には不可欠です。
・中継ぎ左腕
長年チームの課題とされているのが、中継ぎ左腕の少なさです。
他球団をみても、中継ぎ投手のリストを見ても、左右でバランスがある程度とれていますが、カープはブルペンに一人だけ、時には一人も入っていないこともありました。
正直ちょっと恥ずかしいです。
昨季はターリー投手が、一時は勝ちパターンに入るなど活躍しました。
他には戸根投手、塹江投手、森浦投手、黒原投手がいますが、昨季はあまり活躍できませんでした。
特に肉体改造した森浦投手に期待しています。
新戦力として、ドラフトでは高投手、滝田投手を獲得、新外国人としてハーン投手を獲得しました。
この新たな3人が、どういう起用になるか分かりませんが、左腕不足解消に向けて、かかる期待は大きいです。
・助っ人外国人の活躍
昨季カープの助っ人外国人は、投手ではターリー投手、アンダーソン投手が、怪我はありましたが、一定の活躍はみせ、チームに貢献しました。
反対に野手は、マクブルーム選手、デビッドソン選手は期待に応えたとは言い切れず、他球団の助っ人外国人を羨む結果になってしまいました。
特にカープは長打力がなく、外国人選手が打線に入らないと、迫力が全くありません。
新たに獲得した、シャイナー選手、レイノルズ選手にかかる期待は非常に大きいです。
この二人のうち一人は当たりでないと、カープの優勝争いは厳しいものになると思われます。
特にレイノルズ選手は広角に打てる打撃と、守備に期待ができそうで、昔いたシーツ選手のような活躍を期待しています。
・主力に左の好打者が多く、右の好打者が少ない
カープには坂倉選手、小園選手、秋山選手、野間選手、松山選手、田村選手と左の好打者が多く、逆に右の好打者が少なく、バランスが悪いです。
菊池選手、上本選手、堂林選手らがいますが、特に若手選手の台頭が望まれます。
特に末包選手、新外国人選手が打線に入ると、バランスが良くなります。
右打者の活躍を期待したいです。
以上考えてみましたが、いかがでしょうか?他にご意見がありましたらコメントからお願い致します。
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