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カープが優勝する確率

ここまで55勝42敗5分けで、貯金13という好成績で首位にたっているカープ。

2位の巨人は56勝45敗6分けで1ゲーム差。

3位阪神も優勝の可能性が無くはないですが、このカープ・巨人の2チームのうち、どちらかが優勝するのは間違いないでしょう。

統計学上の優勝確率はカープが47%、巨人が42%です。

確率でいうと、そこまで差がないように感じます。

しかし、私は今季の優勝は100%カープだと思います。

その根拠は…

  1. 投手力がカープの方が上回っているから
  2. 残り試合がカープの方が多い
  3. 直接対決がカープのホームが多い
  4. ヘルナンデスの離脱、末包の復帰で、打撃力に大きな差がなくなった
  5. 新井マジックで戦いながら強くなっている
  6. 唯一の弱点だったベテラン優先の起用が無くなりはじめている
  7. 鉄壁の二遊間
目次

投手力がカープの方が上回っているから

チーム防御率はカープが2.19、巨人が2.57とカープが上回っています。

カープの投手陣は大瀬良・床田・森下・九里・玉村・アドゥワと6枚揃っており、連戦の谷間の場合でも、森・野村などある程度計算できる先発がいます。

中継ぎも島内・ハーン・森浦・塹江・黒原ら、抑えには栗林がいます。

心配なのは疲れが見えてきている床田・九里・栗林の状態でしょうか。

投球が不安定になってきていますが、全体的に大きな穴がありません。

対する巨人は11勝をあげ完全に復活した菅野。

そして山崎・井上・グリフィン、戸郷と先発陣は充実しています。

中継ぎはケラー、高梨、平内、抑えは大勢がいます。

巨人も投手力は高いですが、中継ぎの層はカープの方が分がありそうですし、大勢が怪我明けで無理はさせられません。

こうしてみてもカープが投手力では勝っているといえるでしょう。

残り試合がカープの方が多い

カープが残り41試合、巨人が残り36試合と、ここにきて5試合の差は大きいです。

残り試合の少ないチームは勝ち星を積み上げられず、残り試合の多いチームの負けを祈るしかできなくなります。

つまり他力本願になってしまいます。

カープが優勝争いで負けることがあるとすれば、大型連敗してしまうことでしょうが、大きな穴の無い投手陣、得点能力が上がってきた打撃陣、ミスを恐れない積極的な新井采配があれば、大型連敗は考えづらいでしょう。

優勝ラインを78勝と仮定すると、カープは残り41試合を23勝18敗、巨人は残り36試合を22勝14敗が必要になってきます。

こうして見てもカープが有利なのは間違いありません。

直接対決がカープのホームが多い

直接対決は残り9試合。

そのうち東京ドームは3、マツダスタジアムは6と、カープの方がホームゲームが3つ多いことになります。

お客さんとの距離が近く、チャンスの時には地響きがして、お互いの声がかき消される、12球団1やりずらいと言われているマツダスタジアムで、巨人は勝ち越さないといけません。

逆にカープはあの大声援の中で多く戦えます。

ましてや優勝争いの大事なゲームになれば、声援は今までの比ではないでしょう。

この利点は大きいといえるでしょう。

ヘルナンデスの離脱、末包の復帰で、打撃力に大きな差がなくなった

カープと巨人を比較した時に明らかに巨人が上回っているもの、それは打撃力です。

特に途中から加入したヘルナンデスの活躍は素晴らしく、ここまで巨人打線を引っ張ってきました。

しかし、先日守備の際に骨折してしまい、今季絶望。

大きな戦力を大事な時期に失うことになりました。

この穴は小さくはないでしょう。

僅差の試合になればなるほど、ヘルナンデス不在が響いてくるはずです。

それでも打線には岡本・坂本・丸・モンテス・大城と長打力のある良いバッターがいます。

怖い打線であることに変わりありません。

しかしカープも、前半戦貧打でかなり苦しみましたが、底を脱しました。

大きいのは長打力のある末包の復帰、野間・秋山らベテランが好調、坂倉の復調、中村奨成、田村など2軍で調子の良い選手を起用しはじめたことです。

打線がしっかり線になりはじめました。

長打力では巨人が上ですが、打線にそこまで大きな差はなくなりました。

新井マジックで戦いながら強くなっている

セリーグで今一番良い監督は誰か?

阪神・岡田監督も経験値が高く、野球を良く知っていて、名将です。

巨人・阿部監督も贔屓での起用をあまりせずに、実力で起用し、時に非情になれる良い監督だと思います。

しかし贔屓目なしに、一番セリーグで良い監督は間違いなく新井監督でしょう。

時に選手と同じように喜び、悔しがる、共に戦ってくれているんだというのが良く伝わってきます。

また新井監督の良いところは、負けたり、ミスをしても選手を名指しで否定したりしません。

岡田監督・阿部監督はよく名指しで否定したりしています。

昭和・平成では当たり前でした。

しかし時代は変わってきています。

選手も批判されたり、怒られ慣れていない選手が増えてきています。

批判されることでモチベーションが下がってしまうこともあります。

特に疲れがたまっている終盤戦になれば、なおさらモチベーションが大事になってきます。

監督のあり方も変わる必要があるでしょう。

その点新井監督の、選手を責めずに失敗したら自分の責任だから、思い切ってやれというスタンスは令和の時代に合っているのかもしれません。

実際自分がもし選手の立場だったら誰の下でやりたいでしょうか。

間違いなく新井監督でしょう。

また新井監督の特徴は、短期決戦での采配はそこまでではないかもしれませんが、長期戦での戦いは非常に上手いです。

戦いながら選手に自信をつけさせて、戦力にしていきます。

唯一の弱点だったベテラン優先の起用が無くなりはじめている

カープファンから見ていて、このチームの弱点の一つに、ベテランで実績のある選手を重宝しすぎて、若手にチャンスが少ないというものがありました。

特に松山・田中・堂林などは新井監督のお気に入りの選手で、どんなに不振でも二軍に落ちることが、そうそうありません。

しかし、ついに新井監督が大きな決断をしました。

打撃不振の松山を二軍に降格させ、好調の田村を一軍に昇格させました。

カープの弱点が解消されつつあります。

過去の実績ではなく、今の実力で選ぶべきですが、それをやりはじめてくれました。

あとは田中を二軍で調整させることができれば完璧でしょう。

今後くるであろう天王山の時に松山・田中ら、ベテランの力が間違いなく必要になります。

今調整をしっかり行い、若手・ベテランの力を融合させ、リーグ優勝を果たしたいところです。

鉄壁の二遊間

カープ最大の長所・武器と言っても過言ではありません。

菊池と矢野の二遊間です。

菊池は今更解説不要ですが、元々守備力が素晴らしかった矢野が今季目覚ましい進化を遂げました。

昨年はファインプレーは多いものの、ミスが時折見られていましたが、今季は今まで以上に落ち着いて守備をこなしており、幾度となくヒットをアウトに変えて投手を楽にしてきました。

特に送球の面で成長しています。

今まではランナーの足を考えずに、焦って投げていた所を、足が速くないランナーの時は無理せずに、ゆっくりと丁寧に送球するようになり、確実にアウトがとれるようになり、安定感が増しました。

超一流の菊池と一緒に二遊間を組んでいるのも大きいのかもしれません。

肩が鬼のように強い2人が二遊間にいることで、普通はゲッツーがとれないタイミングでもとれてしまうことがよくあります。

この二人の守備のお陰で勝てた試合は数え切れません。

これから先、大事な試合が続くでしょうが、守備力の高さというのが、大きなアドバンテージになるのは言うまでもありません。

以上、カープが優勝するのは間違いないでしょう。

最後まで全力でファンも応援していきましょう。

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この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

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