カープは本当にトレードしないのか？

苦手の交流戦を勝ち越しで終え、良い形で首位を走っていたカープ。

しかし打線の核である末包の離脱と共に、成績が下降。

一発が無い打線には限界があり、消去法で3番上本、4番小園と、本来の適正とは程遠い打順を組まなければならないほど苦しい状況となってしまっています。

本来上本は外野や内野の守備固めや、レギュラーの休養日に出場してくれると有りがたい存在。

3番を打つ選手ではありません。

小園も今季覚醒しましたが、4番ではなく、1番若しくは3番が適正でしょう。

恐怖の2番打者としても面白そうですが、打線に核となる選手が全くいない為、4番に入れざるを得ません。

頼みの坂倉も調子が上がりません。

本当にますます貧打が酷くなってきました。

普通であれば、トレード、外国人の補強で戦力のバランスを整えるのですが、今の所全く情報がありません。

いつの発言か分かりませんが、新井監督は補強は必要ないと言っているようです。

しかし、本当に現有戦力で戦うつもりでしょうか？

このまま投手頼みでは、投手がかわいそうですし、見ているファンも辛いです。

トレードに関しては7月末が期限。

もう時間がありません。

おそらく調査自体は流石にしているとは思いますが、とにかくこの球団はトレードに消極的です。

多分トレードはしないでしょう。

あればもちろん嬉しいですが。

他球団で注目されているのが、中日のビシエド、巨人の秋広、ソフトバンクのリチャードでしょうか。

中日のビシエドは全盛期は過ぎていますが、2軍では3割を打つなど、2軍ではまだ格の違いを見せているようです。

1塁が穴になっているカープの補強ポイントに一番合っている選手ではないでしょうか。

以前中日にいてカープに入ったアレックスのように、カープに来てくれないでしょうか。

巨人の秋広も、昨季覚醒し、今季はレギュラー間違いなしかと思いましたが、阿部監督の評価が低く、出場機会が少ないです。

今後もあまり起用される機会は少なそうです。

ただ、そのスケールの大きい打撃は伸びしろがあり、カープが喉から手が出るほどほしい長打力も兼ね備えています。

調子が良い時は大谷のような、他の打者がまねできないようなバッティングをします。

1塁、レフトと守備位置もカープの補強ポイントと合致しています。

ただ、秋広を手に入れるには、カープもそれ相応の出血が必要になります。

1軍でバリバリ投げている投手、例えば塹江や森浦、黒原、玉村、アドゥワのような必要戦力を手放さないと厳しいでしょう。

もしくは2対1のトレード、例えば磯村と遠藤など2人手放さないと厳しいかもしれません。

年齢的にも若く、スター性があり、将来4番も打てそうな秋広がもし来たら、非常に期待してしまいます。

ソフトバンクのリチャードも、２軍で打率2割前半ですが、本塁打9、4年連続本塁打王と、カープに必要な長打力を持っています。

25歳とまだ若く、シャイナーや、未知数な外国人よりは、投資する価値がある選手といえます。

トレードの可能性は極めて0に近いですが、カープの明らかな弱点の長打力を持った選手の獲得をフロントにはしっかり検討してほしいです。

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