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カープを好きになった理由

カープファンになって25年以上。

周りの人から「どうして広島応援しているの?」と聞かれることがよくあります。

応援しはじめた頃のカープはあまり強くなく、万年Bクラスでした。

当時は応援していることに劣等感を感じることも多く、馬鹿にされることが何度もありました。

腹がたったのは「何が悲しくて弱いカープを応援しているの?」なんて言われたことも何回もありました。

そのたびに「今年のカープは絶対やってくれる…来年こそは」なんて言い返していました。

そもそも、長野出身で埼玉在住の私は広島に縁もゆかりもありません。

自分でも、きっかけなんだっけか?なんて思うことがあります。

今回はそもそもカープをどうして応援しはじめたのか?振り返ってみます。

理由として考えられるのは、スーパーファミコン、プレイステーションでパワプロばかりやっていて、その中でカープばかり使っていたことです。

私はひねくれていますから、王道が嫌いです。

その頃の野球の王道といえば巨人。

松井、高橋、清原とスター選手がいて、人気もあり、強かったです。

しかし、「金で強くなって何が面白いんだ」「勝って当たり前のチームを応援して何が楽しいのか?」といつも思っていました。

ですから巨人は絶対に使いませんでした。

敢えて強くないチームを使おうと、カープを使っているうちに、「この打者達、めちゃくちゃ強くないか?打てるし、足は速いし、守備も上手いし、なんでこの選手達がいてBクラスなんだ」と思うようになりました。

その頃のカープは江藤、野村謙二郎、前田智徳、金本、ロペス、緒方と錚々たるメンバーでした。

打者だけなら他の球団とひけをとらないどころか、勝っているように見えました。

そうしてパワプロでカープを使っているうちにどんどん愛着がわいてきました。

そしてカープを応援し続けてこれたのは、弱いからこそ、勝ったときの喜びが非常に大きかったからです。

特に巨人に勝った時の喜びは尋常じゃありませんでした。

逆によくぼこぼこに打たれて負けていましたが…。

そうして弱い時代の中心選手だった新井、黒田が晩年にカープに戻ってきて、菊池、丸、田中、鈴木誠也という若くて力のある選手達と融合し、悲願のリーグ制覇を果たし、その後3連覇を果たします。

カープ女子という言葉が生まれたように、人気も上昇しました。

いつのまにかカープを応援している、ということは恥ずかしいことでも何でもなくなりました。

私は埼玉に住んでいますから、行ける球場は東京ドーム、神宮、横浜スタジアムと限られていますが、レフト側、3塁側のカープファンはいつも熱量が凄いです。

関東のカープファンは非常に多いし、ホームチームを凌駕するくらいです。

そして再び2024年、強力な投手陣と、強固なセンターラインを武器に下馬評を覆し、現在首位のカープ。

カープを応援しているという事を誇らしく思える時代がまた来ています。

私のように広島と縁もゆかりもないカープファンの方も多いと思います。

リーグ優勝、日本一に向けて、最後は共に笑えるようにカープを応援していきましょう。

プロ野球歴代最強ベストナイン の記事も宜しければご覧ください。

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この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

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