| 1位 | 常廣 羽也斗 | 投手 | 青山学院大学 |
|---|---|---|---|
| 2位 | 高 太一 | 投手 | 大阪商業大学 |
| 3位 | 滝田 一希 | 投手 | 星槎道都大学 |
| 4位 | 仲田 侑仁 | 内野手 | 沖縄尚学高 |
| 5位 | 赤塚 健利 | 投手 | 中京学院大学 |
1位の常廣は、1年目から二桁勝てる可能性がある逸材です。
最速155キロのストレートと、精度の高いフォークが武器の本格派右腕。
このフォークは、過去に永川など一級品のフォークを投げる投手がいましたが、比べてもそん色ないレベル。
常廣投手にとって運が良かったのは、カープに入団できたこと。
カープは現在先発ローテーションには、大瀬良、九里、床田、森下がいて、ハッチもローテーションに入りそう。
先発5枚は、ほぼ埋まっています。
何が何でも開幕からローテーションに入らないと困るという、チーム事情では無い為、常廣投手にとっても、無理せず、ゆっくりと調整することができます。
2位の高投手は、クロスファイヤーの直球が武器の左腕です。
常時140キロ中盤の直球を投げ、スライダー、カットボール、チェンジアップを交える。
先発でも、中継ぎでもいけそうですが、チーム事情を考えると、中継ぎに入って活躍してくれると非常に助かります。
即戦力として期待大です。
3位の滝田投手は、150キロを超える直球が魅力の左腕。
コントロールに課題があるようですが、力強い直球と落差のあるチェンジアップで三振を奪います。
2位の高投手と共に、中継ぎで一年目から活躍に期待しています。
4位の仲田選手は、なんといってもそのパワーが魅力の大型一塁手。
186㎝と大柄で、甲子園でも本塁打を放ち、将来のカープの四番候補。
新井監督のように大きく育ってほしいです。
5位の赤塚投手は、最速153キロの直球が武器の右腕。
194㎝と非常に大柄の投手。
大学時代に制球力と変化球の精度が向上しました。
まだ粗削りですが、素材が魅力十分です。どんな投手に将来なるのか楽しみな選手です。
以上、今回のドラフトでは、抽選の結果、見事新井監督が、常廣投手を見事引き当て、非常に良いドラフトになりました。
正直、一軍でシングルヒットばかり打つ野手を見ていると、野手をもう一人とってほしかった、という気持ちはあります。
しかし、2023のドラフトは投手が豊作の年、無理して野手を優先するよりも、潜在能力の高い投手を一人でも多くとった方が良いと考えるのは納得できます。
今年のローテーションをみると大瀬良投手、九里投手と高齢化してきています。
一番良かったのはなんと言っても常廣投手の指名を公言して、競合確実と言われていた所から２球団まで減らし、抽選で勝てたことでしょう、ドラフト強者といえます。
今回のドラフト採点は９０点とします。
個人的には満足しています。
数年後の投手王国に期待しています。
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