オープン戦も始まり、もうすぐでシーズン開幕となります。
我がカープは、昨年は下馬評を覆して2位と健闘しました。
今年も阪神の優勝が固いとは思いますが、野球は何が起きるか分かりません。
(宜しければ、セリーグ順位予想の記事もご覧ください。)
カープが優勝するためには何が条件となるのか?考えてみました。
- 若手の覚醒(特に野手)
- 機動力の更なるレベルアップ
- 投手力の更なる強化
- 外国人が最低2人は当たりであること
- 阪神戦で勝ち越すこと
この5つが必要な条件かと考えました。一つ一つ見ていきます。・若手の覚醒(特に野手)
若手の覚醒(特に野手)
西川選手が残念ながらいなくなり、野手は戦力ダウンとなりましたが、プラスに考えれば、世代交代のタイミングが早めに来たと考えるべきでしょう。
野手に関しては現有戦力のレベルアップが必須です。
内野手で言えば、矢野は守備では言うことはありませんが、打撃に課題があり、今季は打撃力を向上させ、レギュラーを掴むことができるかどうか。
小園は日本代表でも活躍し、完全に一皮むけた印象がありますが、今季は進化が問われます。
タイトル争いができるくらいの活躍が期待されます。
また林、二俣あたりが覚醒してくれると、チームとしてはこんなに嬉しい事はありません。
外野手は争いが非常に激しいです。
西川が抜けて目の色を変えて必死にアピールしています。
チームに欠かせない長距離砲の末包、日本代表の舞台を経験した大器田村、バットコントロールに優れた中村貴浩、バッティングフォームをDeNA宮崎のように変え、うまくいっている中村健人、後がなく結果を残すしかない中村奨成、足が武器だが、打撃でのアピールが必要な宇草、影が薄くなっている大盛と、センターも守ることができ、課題の打撃も良くなってきている久保と、今までにないくらい外野手の争いが熱いです。
もしかしたら、西川が抜けたことで世代交代が早くできて良かったと思える日が来るかもしれません。
若手の覚醒が優勝には絶対に欠かせません。
機動力の更なるレベルアップ
昨年は盗塁数が大幅に増加しました。
走塁に関して失敗しても責めない、責任は監督がとるという、方針がプラスに働き、良い結果に繋がりました。
ただ、まだ失敗が多く、流れが相手チームにいってしまう場面が多くありました。
オープン戦をみても、せっかくランナーが出ても、飛び出してしまい、アウトになるケースが非常に多いです。
カープは盗塁が上手い選手が少ない印象ですが、羽月選手など、盗塁が上手い選手もいます。
一発が少ないチームの為、機動力の更なるレベルアップは優勝するためには必要だと思います。
投手力の更なる強化
昨年の投手陣をみると、先発は床田投手、九里投手と一年ローテーションを守り、中継ぎでは島内投手、大道投手らが覚醒、抑えでは、矢崎投手が栗林投手の代わりを務めるなど、目に見えて投手力の向上がみられました。
今季はドラフトで投手を多く指名し、特に常廣投手は一年目からローテーションに入ることが期待される逸材です。
さらに人的保障、現役ドラフトと投手を獲得し、層が厚くなり、楽しみが多いです。
またオープン戦を見ていると、黒原、塹江あたりは今年覚醒しそうな気がします。
先発転向のアドゥワも、面白い存在です。
ここに新外国人のハッチとハーンが当たりであれば、一気に投手王国が出来てしまうのでは?という陣容になりました。
一つ心配なのが、去年不調だった栗林が1年間調子を保てるかどうか。
オープン戦でも球速があまり出ていないのが気になります。
去年のように不調のまま引っ張り続けるようなことは止めてほしいです。
西川選手も抜け、打撃力は他球団よりも劣ってしまう部分もあります。強力な投手陣を形成し、打撃力をカバーしていきたいところです。
外国人が最低2人は当たりであること
投手ではハーン、ハッチ、野手ではレイノルズ、シャイナーと新しく4名の新外国人をカープは獲得しました。
非常に期待できそうな4人ですが、外国人は蓋を開けてみないと分かりません。
昨年はマクブルームが不調で、助っ人としての役割を果たせなかったのが非常に痛かったです。
今季は、せめて投手一人、野手一人が当たりであれば、現有戦力と合わせて十分に戦えるでしょう。
シャイナーはオープン戦で全く当たりがなく、非常に不安ですが、貴重な長打力がある選手です。掌を返すような活躍を期待したいです。
レイノルズは、ユーティリティー性があり、守備が上手く、多少打てなくても重宝しそうな選手です、アンディー・シーツのような選手であることを期待しています。
ハーンは今の所目立った活躍がなく、調整が遅れていそうですが、貴重な中継ぎ左腕です、角度があり、直球に威力がありそうです。
一番当たりの可能性が高いのがハッチです。
すでに先発ローテーション入りが決まっており、課題のセットポジションからの投球と、スタミナが何とかなれば、10勝はしてくれそうな気がします。
もしかしたら、クリス・ジョンソン以来の当たり助っ人かもしれません。
外国人ガチャが当たってくれることを祈るばかりです。
阪神戦で勝ち越すこと
昨年阪神に対して、9勝15敗と大きく負け越しています。
正直力の差を感じました。
しかし、この強い阪神に勝ち越さないと優勝はありえません。
ここが一番難易度が高いかもしれません。
これはスコアラー含めチーム一丸、総力をかけて挑まないといけません。
また床田投手など、エース級の投手を多くあてて、勝ち越しを狙ってほしいです。
以前の記事でセリーグ順位予想の中で私は阪神を1位、広島を2位と予想しました。
普通に考えて阪神が優勝の確率が一番高いと思います。
しかし、カープファンとして、戦う前から諦めている訳ではありません。
条件がかみ合えば優勝も十分あり得ると思います。
新井体制2年目に期待したいです。
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