球団は、かなり良いピッチャーを獲得してくれたのかもしれません。
広島の新外国人・ハッチが開幕ローテーション入りを決めました。
3日楽天戦に先発し、最速149キロの直球を軸に2回を0点に抑えました。
新井監督は「ボールが強いし、真っすぐで押し込んでいた。(開幕ローテーションは)決まっている」と明言しました。
これがオープン戦2試合目の登板。
主砲の浅村を高め直球で三邪飛に仕留めるなど初回を打者3人で退けると、2死から四球を与えた2回も岡島を高めスライダーで三邪飛に斬り「非常にいい感覚で登板できた、開幕までには5~6イニングに伸ばしたい。しっかりとプランを持って初登板に向けてやっている」と話しました。
ハッチは、セットポジションからの投球(クイック)が課題で、前回2月24日の巨人戦では二盗を許していましたが、新井監督も「前回よりも改善されている」と評価しました。
投球フォームに無理がなく、ツーシーム、スライダーにキレがあり、一つ一つの球の質が高く、三振もとれていました。
制球も悪くなく、変化球でしっかりストライクがとれていました。
セットポジションからの投球と、スタミナが問題無くなればエース級の投手になれるのではないでしょうか。
他球団も含めて、今年の新外国人投手の中でもトップレベルで、2ケタ勝てるくらいの能力は持っていると思われます。
ひょっとしたら、クリス・ジョンソン以来の当たり助っ人かもしれません、立ち振る舞いからも抑えてくれそうな、オーラがあります。
これで先発陣は、九里、大瀬良、床田、森下、ハッチが当確で、残り一枠は、覚醒の予感がする黒原が一歩リードで、玉村、森、益田らで争う形となっています。
ハッチのおかげで、他球団と比べても全く見劣りしない先発陣の陣容になりました。
宜しければ過去の記事 カープ優勝への条件とは? の記事もご覧ください
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