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広島が来季の新助っ人として獲得したファビアン外野手への期待値が上がっているようです。
カープは何といっても、今季の外国人野手は全員合わせて1本塁打、6打点と完全な期待外れ。
チームへの貢献が皆無に等しく、優勝を目前で逃した大きな要因になりました。
そんな中で獲得したファビアンはドミニカ共和国出身で、今季はレンジャーズ傘下の3A・ラウンドロックでプレー。
116試合に出場して打率2割7分、17本塁打、81打点の好成績を収め、三振が少なく確実性がある打撃がウリの中距離打者です。
期待の大きさは契約金約6200万、年俸約1億850万、プラス出来高の総額約2億6350万の金額にも表れていますが、実は今季序盤から複数のNPB球団が調査を行っていたようです。
米球界関係者によると、ファビアンの実力を測る上で比較対象とされていたのは、巨人に今季途中加入したヘルナンデス外野手。
今年の春先はレンジャーズ傘下のチームメートで、同じ右投げ右打ちの外野手。
ファビアンにはMLB球団のほか、広島以外のNPB球団からもオファーがあり「プレーヤーとしても同じタイプ。さらにファビアンは肩が強く、守備力ではヘルナンデスよりも上の評価だった。年齢もファビアンの方が若く、条件面で折り合うことができなかった球団もあったみたい」とのこと。
そんな水面下での〝争奪戦〟を制して獲得にこぎ着けたカープ。
映像をチェックした新井監督も非常に期待しているようです。
ヘルナンデスは56試合で打率2割9分4厘、8本塁打、30打点で、野球に取り組む姿勢や、高い打撃技術で、優良助っ人の評価を得ましたが、ファビアンはどうなるのでしょうか。
映像で見る限り、細身ですが、非常にパンチ力がありそうで、日本でならホームランも期待できそうです。
打率.280、15~20本塁打は期待したいです。
活躍できるか蓋を開けてみないと分かりませんが、争奪戦を制したというのは、カープのファインプレーですね。
あとは現場が気持ちよくプレーできるようにバックアップするのみです。
ファビアンがヘルナンデスと同等かそれ以上の働きが出来れば、カープ優勝の可能性がグッと高まります。
今季助っ人が全く駄目だった為、ファンの外国人に対する見方は優しいものになり、ハードルは低くなるはず。
果たしてファビアンは優勝へのピースになれるでしょうか?
ファビアン・モンテロ加入後のカープ打線 の記事も宜しければご覧ください。
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