2023年、フジテレビ・スポーツニュース番組「S-PARK」での恒例企画、プロ野球選手100人分の1位、バットコントロール部門が放送されました。
選手から見て最もバットコントロールが優れている選手は誰なんでしょうか?
5位 近本(阪神)牧(DeNA)坂本(巨人)岡林(中日)森(西武) 3票
4位 頓宮(オリックス) 4票
ソフトバンク・甲斐「数字になるバットの出し方をしていると思いますし、広角に打てるので」
オリックス・宮城「常に塁にいるイメージ」
バッティングが開花した頓宮選手。
2022年まで一緒にプレーしていた吉田正尚選手からの助言が、飛躍のきっかけになったそうです。
頓宮選手が見せてくれたノートに書かれていたのは、「正尚さんに聞いてアドバイスをもらったこと。ボールの内側・スピンをかけていく」という言葉。
2022年 打率.226 本塁打11 打点34
2023年 打率.307 本塁打16 打点49
3位 西川龍馬(広島) 19票
阪神・大竹「ボール球もヒットにされる印象が強い」
巨人・岡本「追い込まれても余裕があるように見える」
DeNA・宮崎「バットコントロールと言えばっていう」
巨人・大城「2ストライクに追い込んでも簡単に三振しない。ボール球でも本当にバットに当ててきて、結果をだすというか、本当に厄介なバッターです」
ボールゾーン打率
1位 .248 大島(中日)
2位 .238 西川(広島)
3位 .233 大城(巨人)
5年連続のベスト5入りとなりました。
2位 宮崎 敏郎(DeNA) 20票
ソフトバンク・柳田「どんな球でも対応できますし」
日本ハム・松本「自分のイメージ通りのヒットを打っているんだろうなと」
中日・大島「三振とるのが難しいバッター」
広島・矢崎「結構良い所にフォーク投げたりしてたんですけど、フォークは全部見切られて、フォーク見切るから真っすぐ押せるかなと思っても、全部近い所でファウルとか、すごいしんどかった」
阪神・佐藤「際どい球もライト前に簡単に打っているように見える」
巨人・菅野「ストレートは逆方向にっていうシンプルな考え方ではあるんですけど、それをかなりの高水準で」
日本ハム・田中「佐々木朗希投手からホームラン打ってましたよね」
2023年、佐々木投手からホームランを打ったのは、宮崎選手のみです。
1位 近藤 健介(ソフトバンク) 26票
DeNA・今永「抑えられるイメージが湧かない、そういうバッター」
ロッテ・藤岡「1番きれいにヒットを打っている。お手本のようなヒットを打つなと」
楽天・小郷「全左バッターが理想としている形」
日本ハム・伊藤大海「偉大さを敵になって改めて感じるというか」
ソフトバンク・和田「味方になってよかったなと」
オリックス・森「決まったと思った球でもファウルで逃げられますし…ヒットはOKくらいの感覚で配球をしていた」
「ファウルを打つのが上手い。8球も9球も粘られてしまったら、カウントも悪くなるじゃないですか。そうしたらもう打ち損じを狙うようになっちゃいます」
1打席あたりの投球数 パリーグのみ
1位 4.48 近藤(ソフトバンク)
2位 4.34 中村(ソフトバンク)
3位 4.26 外崎(西武)
打撃パターン数は「20くらいあるんじゃないですか」という近藤選手は、「試合前の打撃練習で(スイングを)探しながら。今日はこんな感じと。端からみていたら同じスイングかもしれないですけど、自分の中では結構変えたりしています」と明かしています。
やはり1位は近藤選手ですね、ヒットを打つ技術が飛び抜けています。
WBCでは、近藤選手に対する信頼感、安心感というのは、とてつもないものがありました。
本当に期待に応えてくれる選手です。
広島からは、天才西川選手がランクインしました。
しかし、オリックスへ移籍する為、実質広島からの選出は0人です。
広島でバットコントロールに優れた選手というと、誰でしょうか?
ベテランの秋山選手。若手だと日本代表に選ばれた小園選手、坂倉選手あたりでしょうか。
あとは期待を込めて、中村貴浩選手、田村選手にも将来はランクインするくらいの名打者になってもらいたいものです。
宜しければ プロ野球選手100人分の1位 パワーヒッター部門 もご覧ください。
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