投手王国誕生の日は近いかもしれません。
19日広島はオープン戦で西武と対戦し、1-3で敗戦しました。
先発の玉村は5回を5安打1失点にまとめ、残り1枠とされている開幕ローテーション入りへ存在感を示しました。
新井監督は、争っているアドゥワ、黒原、玉村の3人を「すごくいいものを見せてくれている」と評した上で「きょうしっかり考えたい、悩みたい」と話しています。
一回は「ちょっと力で押しすぎた」と速球主体に投げて2安打1四球で1死満塁を招き、犠飛で失点しましたが、二回以降はスライダーなどの変化球を効果的に使い、無四球、5三振と立て直して試合をつくりました。
玉村というと立ち上がりによくピンチを招き玉数が多くなり、失点するケースが多いですが、この日もまさにそうでした。
この立ち上がりを克服出来れば、もう少し信頼感が得られそうです。
床田に続く左の先発左腕として期待は大きいです。
先発は現在右投手ばかりですから、左右のバランスで見ると玉村がローテーションに入ったほうがバランスが良くなります。
それにしても、先発の6番手争いがかなり激化しています。
シーズン直前まで、良い意味で6番手が決まらないなんてあまり記憶にありません。
贅沢な悩みです。
結局黒原になりそうですが、意外と先発転向したアドゥワが健闘してくれています。
おそらく脱落した一人はロング要員として残り、もう一人は二軍で先発ローテーションに入り、機会を伺う形になりそうです。
常廣が調整が順調にいけば先発に入ってくるのは間違いないでしょうし、調子の上がらない森、遠藤、ベテランの野村もいます。
シーズンが始まってもそれぞれが結果を残し続ければ、投手王国誕生も近いです。
ただ先発は良いですが、懸念はリリーフとクローザーです。
ハーンが怪我で出遅れていますし、栗林は怪しい投球が見られますし、今季は胃に優しくない展開が多くなるかもしれません。
やはりターリーがいないのが痛いです。
コルニエルあたりが救世主になってくれるとありがたいのですが。
宜しければ、カープ優勝への条件とは?もご覧ください
コメント