
昨年唯一全試合にスタメン出場し、慣れないサードや4番を務めたり、チームMVP級の活躍をみせた小園。
彼の活躍無くして優勝争いはあり得ませんでした。
今季も勿論チームの中心選手に違いありません。
しかし、チームは泥沼の7連敗。
チームの状態は最悪でした。
中心選手の小園にも焦りやいら立ちがあったはず。
ポジションはサードだったり、セカンドだったり、打順もコロコロ代えられたり、守備固めを出されたり。
先日の巨人戦では、明らかなボール球を自分が決めないと、という気持ちが先行したのか、強引に打ちにいき、後ろの打者を信じて繋ぐという、チームプレーができていませんでした。
ついに4日の中日戦ではスタメン落ち。
また皮肉にもスタメン落ちした試合で、打線が繋がり、大量得点で勝利。
悔しくて仕方なかったでしょう。
絶対FA権使ってやると思ったかもしれません。
新井監督も「ここ最近、グラウンドで弱い姿が見受けられる」と説明しています。
5日には、6番でスタメン復帰。
3打数1安打3出塁の活躍、意地を見せました。
2回には、8球粘り、フルカウントから低めの変化球を見極め、四球を選び。
右手をあげ、叫んで喜びを表しました。
本人も状態は悪いと認めています。
シーズンは長いですから、状態が悪い時もあるでしょう。
そういった時にどういった対応、振る舞いを見せられるかが1流選手か、そうじゃない選手かの分かれ目。
小園は1流選手にならなければならない選手。
きっとこれから小園の逆襲が始まります。
坂倉が復帰し、末包、ファビアンが好調。
野間も渋い働きをしてくれています。
中村奨成もようやく必死に野球に向き合っています。
更に秋山・モンテロ・佐々木が復帰間近。
投手陣も先発は安定。
栗林も少しずつ状態が良くなってきています。
そして、小園が今まで以上にチームの為に頑張ってくれれば、カープは更に強くなります。
ここから更に小園の進化が始まります。
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