- 1 西舘勇陽・投手(中央大)
- 2 森田駿哉・投手(ホンダ鈴鹿)
- 3 佐々木俊輔・外野手(日立製作所)
- 4 泉口友汰・内野手(NTT西日本)
- 5 又木鉄平・投手(日本生命)
巨人はドラフト1位で西舘勇陽(中央大・投手)を指名、日本ハムとの競合になりましたが、阿部慎之助新監督が見事にくじを引き当てました。
西舘投手はMAX155キロを誇る本格派右腕、変化球のキレも良く、カットボール、フォークといった変化球を操ることができます。
中央大では通算51試合で12勝、防御率1.95の成績を残しており、丸をFAで獲得したり個人的に恨みのある巨人には、くじを引き当ててほしくはなかった選手ですが、仕方ありません。
2位の森田駿哉(Honda鈴鹿・投手)は27歳のオールドルーキー、186センチ、86キロの大型左腕。
154キロのストレートと二種類のスライダー、チェンジアップを交え、厳しく内角を突く、両サイドに投げ分けることもできる。
対左打者のリリーフ適性があり、計算して打ち取っていける総合力の高い投手です。
3位の佐々木俊輔(日立製作所・外野手)は俊足好打の一番タイプ。
広角に長打が打て、打撃能力が高い。将来トリプルスリーも狙える逸材。
4位の泉口友汰(NTT西日本・内野手)は守備力に定評がある遊撃手。
打撃もパンチ力があり、思い切りの良いスイングで長打を打つことができます。
5位の又木鉄平(日本生命・投手)は糸を引くような149キロの直球と、切れ味鋭いスライダーが武器。
先発・中継ぎと両方適性があり、即戦力の期待がかかります。
採点としては厳しめの65点でしょうか。
巨人は投手陣の立て直しが大きな課題で、大学屈指の右腕西舘投手を獲得できたのは、非常に大きいと思います。
しかし2位以下が4人全員社会人指名と、非常にリスクの大きい指名となりました。
これだけ即戦力のみを指名したドラフトは珍しいんじゃないでしょうか。
2年連続Bクラスから何としても巻き返したい、という強い意思が感じられる指名となりました。
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