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名選手を多く発掘し、プロ野球の世界に導いてきたカープの名物スカウト、苑田聡彦さん(現顧問)が、来年2月に迎える80歳の誕生日を機に球界から引退することが分かりました。
現役時代は野手でした、勝負強い打撃と堅守で1975年、広島のセ・リーグ初優勝に貢献し、77年まで14年間プレーしました。
78年からスカウトになり、見いだした選手は数知れず。
座右の銘は「選手に惚れる」。
名伯楽の着眼点は凄く、走り方やユニフォームの着こなし方や、帽子の被り方など、プレー以外の所にも着目されていました。
またピッチャーがノックアウトされたあとの、ベンチでの態度、チャンスで三振した後の打者のベンチでの態度もよく見ていたようです。
金本、江藤、丸、野村祐輔、永川など多くの名選手獲得に携わってきました。
大リーグで活躍した黒田博樹も、無名の頃から注目し続けた話しはあまりに有名です。
また今侍ジャパンで大活躍している坂倉も、苑田さんの強い後押しがあって指名したそうです。
こういったカープで活躍し、一流選手になった選手は、苑田さんがいなければ誕生しなかったかもしれません。
今回のドラフトでも宗山の指名を強く推していたそうです。
きっと宗山も球界を代表するような名選手になることでしょう。
80歳という年齢まで仕事をするなんて凄いです。
ゆっくりと休んで、カープの優勝を見届けてほしいです。
苑田さんいわく、スカウトに必要な発掘力は、経験を積めば、自然と身につくようです。
むしろ人柄や礼儀がスカウトに必要な能力だそうです。
白武統括部長も、松本スカウト、鞘師スカウト、尾形スカウトらも、苑田さんからスカウトとして見出されました。
苑田さんの教え、考えは今のカープのスカウト陣に受け継がれていますし、カープのスカウト以外にも多大な影響を与えたのは言うまでもありません。
カープのスカウトと言えば苑田さんという代名詞的な存在でした。
これだけ主力が流出しても、何とか戦えていたのは苑田さんはじめ、スカウト陣の頑張りがあってこそでした。
カープのスカウトでいてくれてありがとうございました。
今まで本当にお疲れ様でした。
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