引退後日本代表コーチを務め、野球評論家として活躍する高木豊氏は、1月24日に自身のYouTubeチャンネルで、片岡二軍監督にウエスタンリーグで覚醒を予感させる選手について聞いてみた!と題した動画を更新しました。
今季から中日の1軍ヘッドコーチに就任し、昨年までチームの2軍監督を務めていた片岡氏をゲストに招き、各球団の若手選手について聞いています。
ファーム監督としてウエスタンリーグで2年間指揮を執っていた片岡氏ですが、他球団の目についた選手について高木氏から話を振られると、まず名前が挙がったのは、広島の田村俊介選手でした。
高木氏も高く才能を買っている今季がプロ3年目となる左の大砲候補には「1年目から木のバットになじんでいた。高校卒業してあんなに構えたときにどっしりしているような雰囲気」はなかなかないと、ルーキーイヤーから大器の片りんをのぞかせていたとしました。
さらに広島の育成出身、キャンプ1軍スタートも決定した中村貴浩選手も注目だといいます。
阪神からはオフに育成から支配下となり1軍キャンプスタートも話題となっている野口恭佑もいるが、野口と中村は同じ九産大出身でともにクリーンアップを務めていたとした上で、中村に関して「あれはもう育成のバッティングじゃなかったですよ」と今後の活躍に太鼓判を押す場面もありました。
中村選手は、プロ1年目となる昨年5月に育成から支配下に昇格。1軍15試合に出場し、打率・176、3打点という成績でした。
今季は主力の西川龍馬選手がオリックスに移籍と外野の枠が空いたことで、非常に2人にとってはチャンスです。
今季のカープの外野争いは非常に楽しみです。
順当にいけばセンター秋山、ライト野間、レフト末包でしょうか。
対右投手、左投手で末包選手と田村選手を使い分けるのが現実的でしょう。
ただ秋山選手も野間選手も怪我が多いですし、秋山選手はベテラン中のベテランですから休息が必要です。
中村貴浩選手にとってもチャンスは必ずあります。
ただ、他にも今季にかける思いが強い中村奨成選手や、守備に定評があり、センターが守れる久保選手、大盛選手などライバルが多いです。また堂林選手も外野に入ることもあるかもしれません。
田村選手は覚醒するのは時間の問題でしょう。
鈴木誠也選手、坂倉選手が出てきた時のように素人が見ても物が違うと分かる選手です。
広島のレジェンドの前田智徳さんを彷彿とさせます。
西川龍馬選手も田村選手には注目しているようです、一流のプロからみても光る物があるのでしょう。
昨季はこれからという時に怪我があったことが悔やまれましたが、今季は怪我なく一軍で活躍して、侍ジャパンでも活躍する姿がみたいです。
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