侍ジャパンが3月6、7日に行う欧州代表との強化試合で、栗林良吏投手が最終候補入りしていることが5日、分かりました。
通算86セーブ、日本の守護神として期待されているようです。
栗林投手は井端監督がコーチを務めた21年東京五輪で、当時新人ながら抑えに抜てきされて金メダル獲得に貢献しました。
昨年3月のWBCでも同様の活躍を期待されたが、腰の張りを訴えて登板機会のないまま大会途中に離脱。「残念です。僕だけ投げられていない」と悔しさをあらわにしていました。
3月の強化試合は、11月に開催される国際大会プレミア12を見越したメンバーが招集されるようです。
栗林投手は春季キャンプで2日に初ブルペン入りしています。
広島からは森下投手、坂倉選手、小園選手、田村選手も最終候補入り。栗林投手も含めて計5人で、12球団最多となっています。
カープから5人候補入りしているというのは非常に誇らしい事ではあります、しかし特に栗林選手に関しては複雑な思いがあります。
昨年のWBCで腰を負傷し、特に前半戦は、らしくないピッチングが続きました。
正直栗林投手が万全であれば、もっと阪神と熾烈な優勝争いができていたと思います。
それくらいチームに大きな影響を与えるような、不安定な投球でした。
原因は定かではありませんが、代表トレーナーの施術が原因で痛めたという話しや、調整を早くしすぎたのが原因という話しもあります。
今回も代表に選出してくれるのはファンとしても嬉しいですが、怪我、不調には十分注意してほしいです。
昨季栗林投手の成績は芳しくありませんでしたが、他に代表に選出できそうな守護神候補があまりいないのでしょうか?
確かに阪神・岩崎投手、オリックス・平野投手、ロッテ・益田投手は高齢、松井祐樹はメジャー行き、阪神・湯浅投手、巨人・大勢投手は故障明けです。
あとはヤクルトの田口投手でしょうか。
11月のプレミア12でどんなメンバーが選ばれるか気になります。
また広島から、今回のメンバー以外からでも、誰かしら、選ばれるくらいのシーズン中の活躍を期待しています。
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