衝撃の発表がありました。
2年目、開幕から45試合と、早すぎる交代劇となりました。
西武は26日、成績不振を理由に、松井稼頭央監督が休養し、27日付で渡辺久信GMが監督代行を兼務すると発表しました。
生え抜きのスター選手で、指導者としても期待された松井監督でしたが、就任1年目の昨季はパ・リーグ5位に終わり、今季もここまで15勝30敗で最下位に低迷していました。
11年ぶりにユニホームを着ることになった渡辺GMは、交流戦初戦の28日中日戦から指揮を執ります。
松井監督は「もちろんもっとできたとか、いろいろ思われるかもわかりませんけど、その時その時、自分の中ではベストを尽くしてきましたから」「勝ち負けというのはもちろん監督(の責任)でしょうし、その中で自分が結果を出せなかったので」と率直な思いを口にしました。
球団としてはステップを踏んで、指導者松井をつくり上げてきました。
19年から3年間2軍監督、22年には1軍ヘッドコーチを任せ、昨季から満を持して1軍監督に。
渡辺GMは「しっかり選手に寄り添ってやってくれていましたし、松井監督を慕っている選手もたくさんいる」という話もあり、せめて今シーズンの最後まで指揮をとるものと思われていました。
西武と言えば山賊打線と他球団から恐れられましたが、毎年のように主力選手がFAで移籍して戦力が弱体化していきました。
元々は生え抜きの野手がどんどん出てきて、育成が非常に上手なイメージがありましたが、現在は投手はまだいいのですが、野手が育たず、点がとれずで、借金がみるみる増えていってしまいました。
正直この戦力ではどの監督でも上位は厳しい気がします。
監督一人の責任ではなく、ドラフトなどチーム戦略に問題があったのではないでしょうか?
また主力選手がこれだけ球団を離れて行ってしまうのは、給料の面以外にも、球団の方針にも大きな問題がある気がしてなりません。
西武のスター選手松井稼頭央が、このような形でチームを去るのはファンにとっても辛いことでしょう。
開幕から約2カ月での決定が正しかったのか。今後の西武の動きが注目されます。
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