2015年のイチロー氏へのインタビューにおいて、大谷翔平選手について、こう語っています。
「バッターをやればいいのにと思いました。すごいピッチャーはいくらでも出てきます。でもあんなバッターはなかなか出てこない。実際にグラウンドで対戦したわけでもない距離感での話しですけど、彼ほどのバッターはなかなかいないと思います。まずはあの体格というアドバンテージがあって、その上に技術がある。ああやってバットの面にボールを乗せていくバッティングができる選手は限られています。僕は沢山のバッターを見てきましたけど、大半の選手は、バットにボールを当てる時間が短いんです。でも、大谷は違いますね。バットの面にピッターとボールがくっついてくる」
「わかりやすく言えば、インサイドアウトのスイングができているということです」
(ヘッドが遅れて出てくるということですね)
「しかも大谷の場合は、手も出てこない。グリップが最後まで残っていて、しかもスイングの軌道がインサイドアウト、おそらくこれが出来ている選手というのは小学生の時からできているんだと思います。プロになってからできるものじゃない。これは努力ではどうしようもない。残念ながら、できる人とできない人との間に越えられない壁がある技術なんです」
と語っていました。
天才は天才を知るといいますが、さすがレジェンドイチローですね。
これは2015年の時の発言でした、当時大谷選手は日本ハム時代で、ホームラン数は2013年3本、2014年10本、2015年5本でした。
イチロー氏は、早くから大谷選手の打者としての活躍を予見していました。今はイチロー氏の想像以上かもしれません。
実際大谷選手はメジャーリーグで2021年46本、2022年34本、2023年44本と3年間で124本ホームランを放っています。
3年間のホームラン124本は、MLB全体で4位、大谷選手より多くのホームランを打ったのは、アーロン・ジャッジ選手(138本)、マット・オルソン選手(127本)、カイル・シュワバー選手(125本)のみです。
投手を兼任しながらこれほどのホームランを放った大谷選手が、いかに凄いか分かります。
今回ドジャースと超大型契約を結び、来季は怪我もあり打者に専念します。
一体どんな成績を残すのか?
70本塁打の本塁打王、首位打者、打点王の三冠王も夢ではありません。
イチロー氏をさらに驚かすような活躍を期待しています。
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