ついに6人目の先発が決まりました。
正直言って黒原か玉村のどちらかかと思っていましたが、予想が外れました。
新井監督が、開幕ローテ6番手にアドゥワを指名しました。
「(黒原と玉村と)3人が本当にいい争いをしてくれた。DeNA打線というところを考えたときに、右の強力なバッターがたくさんいる。相手のことを考えたときにアドゥワで行ってもらおうと決めました」と、開幕3戦目を託す意向を明らかにしました。
アドゥワは高卒2年目の18年に中継ぎで53試合に登板して3連覇に貢献しました。
昨秋キャンプ時に、首脳陣から先発再転向の提案を受け「頑張ります」と取り組んできました。
今季初登板で対戦するDeNAとは17日に対戦し、宮崎やオースティンは欠場しましたが、5回1失点に抑え、ローテ入りの決め手になりました。
新井監督は「この前いいピッチングをしたでしょう。隠すのも手だし、逆に投げてバシッと抑えて相手に嫌なイメージを持ってもらうという考え方もあるしね」と話しました。
開幕カードは開幕投手の九里から森下、アドゥワを並べ、開幕2カード目のヤクルト3連戦は床田、大瀬良、ハッチの3人が登板する予定です。
これで先発の陣容が決まりました。
アドゥワには失敗を恐れずに思い切ったピッチングをして、先発でのブレイクを期待したいです。
心配なのは大瀬良です。
20日の西武戦では、不運な当たりや、まずい守備がありましたが、3回3失点と不安を残す内容となりました。
新井監督は、実績のある選手には我慢しすぎてしまう傾向がありますが、今季は黒原、玉村、常廣と期待できる先発が控えているので、不調の時には早めに判断してほしいです。
逆に大瀬良が本来のピッチングを見せてくれれば、先発はかなり充実すると思います。
今年の広島は大瀬良の出来が非常にカギを握っていると思います。
打線は田村や小園など、楽しみな選手がいますが、今年も多くを求められないと思いますので、先発投手がどれだけ試合を作れるかにかかってきます。
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