広島・黒原拓未投手が16日、大野練習場で行われた合同自主トレに参加し、“マッチョ化計画”で3年目の飛躍を誓いました。
直球の平均球速140キロ後半を目指し、今オフは肉体改造に着手していま。
即戦力として入団しましたが、いまだ1軍での勝利がない21年度のドラ1左腕は今季、プロ初勝利を飛び越えて2桁勝利を狙っています。
「ボール自体は悪くなかった。去年よりも手応えを感じているのでこれをシーズン通して続けられるように」「まだ線が細くて筋肉量も足りていない。ウエートを中心にやっています」と、既に76キロから79キロへの増量に成功しています。
チームメートから「上半身が厚くなったと言われました」と成果も目に見え始めており。開幕まで4キロ増の83キロが目標だそうです。
肉体改造の狙いは直球の平均球速アップにあり、「去年は142、3キロに落ち着いていた。それでは1軍の打者にとって脅威にならない。平均で140キロ後半を出して、強い球を多く投げたい。大卒で入ってきてもう3年目。結果を残さないといけない立場。初勝利と言わず2桁勝てるように」と、武器であるカットボールを生かすためにも投球の軸である直球を磨いていく考えです。
元々1年目は、ストレートには力があり、投げっぷりの良い投手でしたが、伸び悩んでいる印象です。
筋肉をつけて増量することがプラスに働く人と、マイナスに働いてしまう人がいますが、黒原投手にとってプラスに働けばいいですね。
直球に威力が増せば打者にとっては非常に脅威になります、黒原投手にとって今年が飛躍の年になり、二ケタ勝つようなことになれば、強力な投手陣になり、チームは阪神と優勝争いができるでしょう。
3年目のブレイクを期待しています。それだけのポテンシャルはあると思います。
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