野球殿堂博物館は18日、今年の殿堂入りを発表し、競技者表彰のプレーヤー部門で黒田博樹氏が選ばれました。
黒田氏の野球殿堂入りを受け、広島の新井貴浩監督がコメントを発表しました。
「まず、おめでとうございます。当然だと思います。 本物の本物のレジェンドだと思う。凄くうれしい。黒田さんのような選手、人間はなかなかいない。これからも出てこないのでは。メジャーのヤンキースで先発ローテーションを回って2桁勝っているのに、メジャーのオファーを蹴って、こっちに戻ってきて、2年連続で2桁勝利して優勝して、やめていく。そんな人は出てこない。うれしい。誇らしいです。おめでとうございます」と祝福した。
さらに「有名な話だけど、マウンドに上がる時は『今日で投げられなくなってもいい』と思って、その覚悟を持ってマウンドに上がっていた。そのハート、1球にかける熱い気持ち、そういうハートを若い選手には一番見習ってほしい」と若手選手のお手本となってほしい考え。今年もアドバイザーを務めることに「お会いした時に契約していただいて、ありがとうございます、と伝えた。昨年は自分が思っていた以上に、凄くやってくれて協力してくれた。表には、なかなか出ない方だけど、見えないところで、凄くチームのために考えて動いてくれた。また今年もまた一緒に、そういうふうにやっていただけるってのは、凄く心強い。やっぱりそういうところが黒田さんだな、男だな、と。かっこいい。表には出ないけど、見えないところで。それは今の投手たちが感じていると思う。引き続き、今年も一緒に戦えることがうれしい。感謝しています。僕にとっては誇らしい存在です」と話しています。
コメントからも、いかに新井監督が黒田氏をリスペクトしているかが分かります。
黒田氏には、本当はアドバイザーでなく、投手コーチとして入閣してくれることを期待していますが、今後もアドバイザーとして裏からカープ球団、新井監督を支えてくれるのでしょう。
新井監督・黒田氏の二人は暗黒時代共にカープで戦い、再び復帰し、チーム悲願の優勝の喜びを分かち合った戦友です、熱く・強い絆を感じます。
監督、アドバイザーとして、二人がカープをリーグ優勝、そして日本一に導く日がくることを待っています。
黒田さん殿堂入りおめでとうございます。
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