1月27日に放送された、テレビ新広島の「全力応援 スポーツLOVERS」で、矢崎投手の一日に密着し、1年目のインタビュアーに対する塩対応について話しがありました。
●プロ1年目の春。インタビュアーに対する塩対応が話題に
矢崎 そこに切り込むんですか?いいですよ。全然(笑)
(当時は)若かったなというか。
(プロ野球を)見てくれる人がいて、球場に来てくれる人がいて、試合を見てくれる人がいて、初めて成り立っている競技だと思うんですけど、そういう仕組みが分かっていなかったなと思いますね。当時は。
●経験を積み、自分が様々な人の支えで成り立っていることに気づく。今年のテーマは「奉仕」
矢崎:僕の結果が出たことで、周りにいる人がみんな喜んでくれる。それが一番嬉しかったですね。自分が貢献できたことが嬉しいというよりは、そのことで自分の周りの人がハッピーになる。それがこの職業の醍醐味。とにかくチームに貢献したい。
勝つことが、ファンの人だったり、球場にいる方、チームメイト、首脳陣、いろんな人がたくさん喜んでくれることだと思うので、そこに貢献することが一番かなと。「奉仕」する感じですかね。
矢崎投手も丸くなりました。
1年目から見ていますが、逆に投手はふてぶてしいくらいの選手が個人的に好きなので、投手らしい良い選手が入ってきたなと思いましたが、そこから結果がなかなか伴いませんでした。
ドラフトでは外れ外れ1位でした。
制球難もあり、活躍できなかった時期は、もっと他の選手を獲得すれば良かったのにと思いましたが、今やカープのブルペンに不可欠な勝利の方程式の一角を担う、中心選手になりました。
挫折や苦労があったでしょうが、その過去があったからこそ精神的に成長できたのでしょう。
頭が良く、投げる哲学者とも言われています、頭が良い分、不器用な面がある選手ですが、これだけ精神的にも成長していれば矢崎選手はこの先も大丈夫でしょう。
矢崎選手が、インタビューで応えているようなことは、引退する最後まで分からない選手もいるでしょう、ファンやチームメイト、首脳陣の為に今季も、より多くの「奉仕」をしてくれることを期待しています。
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