左膝内側半月板損傷でキャンプの参加を見送っていた広島の末包昇大選手が5日、キャンプ地の宮崎・日南入りしました。
FA移籍した西川選手が抜けた外野を争う中、痛恨の出遅れとなりましたが、「深刻には考えていない。大外からまくる」と開幕スタメンを諦めない姿勢をみせています。
1月下旬の自主トレの守備練習中に、社会人時代からの古傷だったという左膝を痛めました。
末包選手は「ちゃんと診察したことはなかったんですけど、それが明るみに出たっていう感じ。僕はそこまで深刻には考えていない。痛めたときは足を引きずってたけど、普通に歩くのは全然大丈夫」と話しています。
2日から練習を再開しており、「少し体重を落としながら、経過を見ていこうかなと思います。足首と股関節を柔らかくして、膝への負担を軽減していきたい」と治療とともに再発防止にも取り組んでいくようです。
6日からは2軍に同行して別メニュー調整となるようです。
本人は「希望的観測だけど、2月中に(走塁を含めて)全部、出来るようになれば。言えば、勝負の1か月。この1か月でどれだけ良くなるか、今はちょっと『重傷』と大げさに言っておいて(ライバルを)油断させて、出来ることを頑張ります」と冗談を交えて話していました。
チームにとっても、本人にとっても痛い負傷となりましたが、本人は開幕1軍は諦めていないようです。
この気持ちは大事ですが、焦って調整して再発しないようにしてほしいです。
シーズンは長いですから、大事な時に離脱されるほうが、もっと痛いです。本当にこの時期で良かったです。
外野は熾烈な争いになりそうです。
日本代表候補に名前があがっているという田村選手、もうあとがなく覚醒するしかない中村奨成選手、守備は元々良く、課題の打撃にかなり力を入れている久保選手、打撃センス抜群の中村貴浩選手など、ライバルは非常に多いです。
開幕スタメンが誰になるのか?
そして今年は外野手で誰が覚醒し頭角を現すのか?
楽しみでしょうがないです。
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