広島の新外国人、ハッチ投手が16日、シート打撃に登板し、その実力を披露しました。
この日は、打者7人に21球を投じ、ボール球は5球。許した安打2本はいずれもゴロで内野の間を抜けた当たりでした。
「どの球種も出だしが良かったと思います。シーズンに入って50イニングぐらい投げたところで自分の直球が一番いいところに来る。今の時点での質、球速には満足している」と本人は話しています。
球離れが遅い直球は最速152キロを記録し、対戦した打者も「ベースの板の上は強い」とのこと。
真っすぐと同じ軌道から鋭く曲がるカットボールに、スプリットのように落ちるチェンジアップも披露しており、田中からはチェンジアップで空振り三振を奪いました。
ブルペン投球から球を受けた捕手陣の評価は高く、測定分析機器のラプソードでも高数値を示しました。
新井監督も「ひとつひとつ球の精度が高い。今は先発として、こちらは見ている」「早く慣れて吸収しようという、勤勉さを感じます。日本で成功する要素を持っている」と評価しています。
キャンプの注目ポイントとして、新外国人の仕上がりが気になっていましたが、ハッチは仕上がり上々のようですね。
152キロと球に威力があり、球質も重そうです。
他球団も警戒しているようです。
ターリーと、アンダーソンと契約しなかったのは、このハッチと、ハーンが活躍する可能性が非常に高いと、ある程度自信があったのでしょう。
先発での起用ということですから、大瀬良、九里、床田、森下の4本柱に割って入るくらいに活躍するかもしれません。
ここに常廣が入れば、先発陣は非常に強固なものになります。
あとは、ターリーや、アンダーソンのように怪我で離脱が無いように気をつけてほしいです。
投球を見る限り、アンダーソンよりは活躍してくれそうな気がします。
こういうポジティブな情報があると、開幕が非常に待ち遠しくなります。
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