カープ新井監督が、今シーズンの開幕投手に、プロ11年目の九里投手を指名しました。
九里は、初の大役を務めます。
昨シーズンまで5年連続で開幕投手を務めていた大瀬良投手は去年10月、右ヒジのクリーニング手術を受けており、復帰に向けた調整を続けていました。
九里は新井監督から「『開幕投手は亜蓮でいくので任せたぞ。』と言っていただいた。先発投手としてやらなければいけないと思っていた場所。いい準備をして持っているものを100パーセント出し切れるようにやっていきたい」と、コメントしています。
開幕戦は、3月29日に横浜でベイスターズと戦います。
大瀬良が万全の状態であれば、大瀬良だったのでしょうが、九里に大役が回ってきました。
一時は敗戦処理を行うなど、便利屋のような役割を担い、非常に苦労もしてきました。
2013年のドラフトを振り返ると、1位大瀬良、2位九里、3位田中と結果的に神ドラフトになりました。
正直に言いますと、抽選で大瀬良が当たり、非常に喜びましたが、2位の時点で、後に3位で巨人に指名された、地元の田口を指名して欲しかったので、何で?という気持ちでした。
プロ入り後も田口の方が活躍するのが早く、カープも田口が先発の時には、非常に手こずりました。
余計に何であの時指名しなかったんだ、と思い続けていましたが、それは大きな間違いでした。
プロ入り後すぐに活躍はできませんでしたが、努力を重ね、年々レベルアップしていき、カープには不可欠な存在になりました。
本当に九里が指名できて良かったです。
そしてついに、開幕投手を務めるまでになりました。
これは首脳陣からエース級の存在と認められている証拠です。
彼の良さといえば、体が頑丈で故障しないこと、黙々と1年間ローテーションに入り、投げてくれることです。
そして誰よりもチームの勝利を考え、熱いハートを持っています。
もう十分にエースの資格があります。
開幕戦、チームに勝利をもたらす投球を期待しています。
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