驚きのニュースが入ってきました。
巨人が26日、新外国人のオドーア外野手の退団を発表しました。
開幕メンバーから外れるため2軍で調整するよう提案したところ、本人から米国に帰国したいとの申し出があり、球団は意思を尊重して受け入れたそうです。
オドーアはオープン戦12試合で34打数6安打、打率1割7分6厘、0本塁打、0打点という成績でした。
本来の力強い打撃は見られなかったですが、直近の2安打は一塁への全力疾走でもぎ取った内野安打で、右翼の守備でもスライディングキャッチを見せるなど、懸命なプレーを見せていたところでした。
それだけに開幕直前、公式戦に1試合も出場していない段階で衝撃の展開となりました。
レンジャーズなどでメジャー通算178本塁打を放ち、22年まで8年連続2ケタ本塁打をマークした左の長距離砲として期待され、推定年俸2億円の1年契約でした。
現状1軍の外野には佐々木、松原、萩尾、丸、梶谷、長野、浅野、重信がいて、オープン戦中に2軍降格となった秋広、オコエもいます。
当初はオドーアが有力だった右翼は、梶谷など状態の良い選手を起用していくことになりそうです。
しかし来日1年目の新外国人選手が、公式戦の開幕前に帰国、退団となるのは前代未聞で極めて異例のことです。
最速での退団となりましたが、よく球団も受け入れましたね。
巨人は外野手争いが非常に激しく、オープン戦不調の外国人選手を二軍で調整というのは当たり前のことだと思います。
まさか自分が怪我以外で、二軍で調整になるとは夢にも思っていなかったのでしょうか。
プライドが許さなかったのでしょう。
ただ巨人の断固とした姿勢は評価できます。
実績がある外国人選手だろうと、わがままは許さないという姿勢は素晴らしいです。
オドーアは、本塁打王争いにも加わるのでは?と言われていたくらい、その打撃には期待されていました。
その打撃が見られなかったのは残念ですが、代わりに外国人の補強を行うのでしょう。
カープの外国人選手は大丈夫でしょうか?
ハーンが怪我ということですが、なぜか情報がほとんど出てきません、途中で帰国という最悪の事態にならなければいいのですが。
もしオドーアがカープにいたら、2億も払っていますし、開幕からスタメンで使い続けて様子を見るでしょう。
巨人とカープで、野手に層の差があるのも大きいです。
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