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カープにとって交流戦はもはや鬼門ではない

過去にカープは交流戦になると失速し、鬼門と言われはじめました。

昨年2023年は9勝9敗とまずまずの戦いで、失速はしませんでしたが、貯金までは作れませんでした。

そして今年は10勝8敗と2つの貯金を作ることに成功しました。

交流戦勝ち越しは実に7年ぶりです。

ソフトバンクには全敗してしまいましたが、他の5球団には全てカード勝ち越しと、ここ数年では考えられない奮闘ぶりでした。

もはやカープにとって交流戦は鬼門ではありません。

新井監督も言っていましたが、戦いながらチームが成長しています。

その好調の要因は何といっても投手陣の頑張りでした。

交流戦のチーム先発防御率は1.49と何と歴代1位です。

ちなみに歴代2位は2011年日本ハムの1.59でした。

特に大瀬良はノーヒットノーランを達成するなど、交流戦の防御率は何と0.00。

他の投手も、九里0.41、床田2.05、森下2.25、玉村1.59、アドゥワ3.24と抜群の安定感を誇りました。

カープの歴代の中でもトップクラスに充実した先発陣ではないでしょうか。

開幕前から、九里、床田、森下はある程度やってくれると思っていましたが、近年不安定なピッチングが続いていた大瀬良が復活し、先発5番手、6番手のアドゥワ、玉村も試合を作ってくれるのがチームにとって非常に大きいです。

誰が投げても穴がなく、はっきりとした負け試合は本当に少ないです。

それに加えて中継ぎも島内、塹江、森浦、ハーンらで安定しており、抑えは絶対的守護神栗林がしっかり試合を締めてくれます。

更にカープは守備が良く、特に矢野と菊池の二遊間は12球団1の鉄壁を誇ります。

投手陣が安心して投げられるのは守備の良さが間違いなく影響しているでしょう。

また元々カープは他球団と比べてパリーグのチームの情報・対策が不足していると言われ続けていました。

今年はスコアラーがしっかり対策し、選手にアドバイスしていたようです。

岩本スコアラーは選手としては残念ながら大成しませんでしたが、スコアラーとしては優秀なようです。

情報収集・分析はかなり重要です。

他球団ではかなり投資している球団もあるようです。

カープも更に情報分析に力を入れていってほしいです。

そして、気は早いですが、リーグ優勝も夢では無くなってきました。

現時点でカープの穴はやはり長打力でしょうか。

末包が復活し、少し改善されましたが、未だに火力は不足しています。

長打力のあるレイノルズ、シャイナーの活躍。

2軍落ちし、再び戻ってきた堂林の打棒復活。

田村、中村奨成、佐藤ら打撃に魅力のある若手の覚醒。

これらが今のカープに足りないピースだと思います。

逆にここが上手くはまれば、他球団を突き放し、差をつけて優勝することも可能だと思います。

苦手と言われていた交流戦を見事に乗り越え、これからどんな戦いをみせてくれるのか楽しみです。

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この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

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