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巨人との天王山3連戦。
地元マツダスタジアムでの対戦だし、2勝1敗かなと思っていましたが、まさかの3連敗。
しかも負け方が悲惨な負け方でした。
1戦目は右のエース森下が打たれて負け。
2戦目は勝ちパターンでしたが、抑えの栗林が大炎上し、9回に大量失点し屈辱の負け。
この3戦目も左のエース床田で落としてしましました。
打線もヒットは打ちますが、得点に結びつきません。
良い当たりがあっても、ことごとく野手の正面をつきます。
まるでカープが、野球の神様から見放されたような状態です。
野球の神様は何を考えているのでしょうか?
少し考えてみます。
「カープ?デビッドソンとかアンダーソンとかいたでしょ?彼らはもう一年やらせたら面白いよ」
「え?契約しなかったの?それで新外国人は?シャイナーにレイノルズ、ハッチ?どうだろうね、微妙だよ」
「ほらやっぱり活躍しなかったじゃん。代わりに誰か補強するんでしょ?新外国人獲得とか、トレードとかさ」
「え?うそ?補強しないの?しかも監督が補強断ったの?マジで?やばくない?俺はやることをちゃんとやらない奴らは嫌いだよ、じゃあ巨人見てみようか」
「オフに泉、ケラー、高橋?いいね、弱点の中継ぎの補強に必死だね、俺そういうの好きだよ」
「でも新外国人のオドーア退団したね、どうするんだろう?ヘルナンデス・モンテス?めちゃくちゃ良い外国人連れてきたね、しかも阿部監督は去年活躍した秋広を贔屓しないし、守備が良い吉川はちゃんと出し続けているし、実力主義でいいね。ポイントめっちゃ高いよ巨人は」
「カープ?だって全然打てないのに何もしないじゃんか、結果が出てないベテランの田中とか松山とか堂林は我慢強く使うのに、若手は辛抱強く使わないしね、勝つ気ないんでしょ?そういうの嫌い。俺はちゃんとやることをやってる巨人に味方するよ」
おそらくこんな感じでしょうか?
終盤戦に入るまで、投手は非常によく頑張り、野手が1点でもとっていれば勝っていた試合が数え切れないくらいありました。
途中で獲得した新戦力が、最低限の仕事をして、前半戦・中盤戦で1つでも2つでも勝てれば、展開は全く違っていたはずです。
普通の球団、企業であれば弱点があれば、それを改善しようと策を練り、行動に移します。
それをカープは怠りました。
補強が必ずしも上手くいくとは限りません。
しかし競争・変化が生まれることは間違いありません。
現場にも、上は本気で勝ってほしいんだというのが伝わります。
貧打解消の努力をしなかったツケがきています。
他球団で活躍しているモンテス・カリステ・オースティンらが羨ましくて仕方がありません。
補強が仮に上手くいっていれば、もうこの時期に新井監督は胴上げされていたでしょう。
自らその可能性を断ったわけですから仕方がありません。
広島は悲しみで溢れています。
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