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カープ優勝を逃した要因④歴史的大失速

首位をキープしていたカープですが、勝負所の9月にまさかの大失速。

現在カープは、優勝争いから3位死守に切り替えを余儀なくされています。

そして20日には、巨人にまた敗れ、DeNAが勝利した為、ついにBクラス転落。

いよいよ、落ちるところまで落ちてしまいました。

果たして優勝を逃した要因は何だったのでしょうか?

今回は4つ目の要因を考えてみます。

目次

ベテラン選手の優遇起用 若手は容赦なく2軍へ

どうしてもこれは要因としてあげないといけないでしょう。

今季カープは、田中や松山、上本、堂林など結果が出ていない打率1割台~2割丁度くらいのベテランは1軍に固定。

松山、堂林は2軍に落とした時期がありましたが、田中はどんなに打てなくても二軍に落ちることはありませんでした。

良く言えばベテランの経験値を買っていた、悪く言えば、実績があれば、どんなに調子が悪くても出番があるという、ぬるい環境でした。

それはまるで昔からある公務員の給料体制のよう。

長くいれば、能力に関係なく年々給料が上がっていく。

仕事が出来ようが出来なかろうが関係ない。

クビになることもない。

これでは若手のモチベーションは上がりません。

9/20、ようやく田中と松山を2軍に落とし、韮澤と林を1軍に上げました、新井監督は「結果が出ていない、単純に」とコメントしましたが、ずっと結果が出ていなかったのですが?

その決断とコメントは1~2か月前に欲しかったです。

代走や守備固めの時を考えて1軍に置いていたようですが、せめてチャンスの場面で田中を出すのは本当にやめて欲しかったです。

これについては、センスのかけらもない采配でした。

こうして、結果が出ないベテランを固定してしまったことで、チームは新陳代謝が全くできませんでした。

逆に首脳陣は、中村奨成をはじめ、若手は容赦なく2軍に落とします。

何故か未来ある若手にはチャンスを与えたくないようです。

負の連鎖が続いた時に、閉塞感を打ち破るのには若手・新戦力の力が必要だと思います。

昨日の林の2ベースなんかは、チームの雰囲気を変えてくれるような良い打撃でした。

ああいった若手の起用が、もっと首位争いの最中にできていれば、戦いながら戦力が上がったはずです

同じ打てないなら、若手を起用してほしいというのがファンの共通した思いだったと私は思います。

プロは結果が全てのはずです。

ベテランを信頼するように、若手の力を信頼できなかった、これがカープ転落の要因の一つで間違いありません。

ただ大ベテランの秋山は、どんなに大差で負けていようとも、最後まで諦めていません。

どんなに劣勢でもギラギラした目、諦めない姿勢は若手にとって最高のお手本。

そして姿勢だけでなく、結果もしっかりだしており、理想の1番バッターです。

彼はベテランの中でも唯一無二の存在です。

カープ優勝を逃した要因① の記事も宜しければご覧ください。

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この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • そのとおりです。負けていても若手を使っていれば来年につながりますが、このままだとジリ貧になります。スタメンもベテランを使い回しするのでなく、思い切って若手に切り替えて世代交代をしてほしいです。

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