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巨人がFA補強に動くようです。
ソフトバンク・甲斐、阪神・大山らが権利を行使する場合に備えて、調査を進めているそうです。
甲斐は育成ドラフト入団からはい上がり、欠かせない捕手に成長しました。
14年目の今季は119試合に出場し、扇の要としてチームの4年ぶりの優勝に貢献しています。
打撃面でも打率.256、5本塁打、43打点と勝負強さを発揮し、「甲斐キャノン」で知られる強肩に加え、投手を引っ張るリード面、打撃もしぶとく、総合力が高いです。
まさに日本を代表する捕手。
あの名将・野村克也さんも甲斐のことは認めていました。
巨人は、今季は岸田、大城卓、小林の3捕手を先発投手によって使い分けていました。
3選手が持ち味を発揮した一方で捕手を固定できなかった側面もあり、正捕手としてチームに加われば大きな戦力アップにつながります。
また大城がＦＡで移籍する可能性があり、そういったことに備えるという面もあるでしょう。
ただ、甲斐が加われば、相方の菅野もいなくなりますし、小林の出番は更に減るでしょうね。
阪神の大山は、8年目の今季130試合に出場し、打率.259、14本塁打68打点。
昨年は打線の軸として38年ぶりの日本一に貢献しました。
一、三塁を守れる右の大砲は、どの球団も補強ポイントになっています。
巨人は、FA補強となれば20年オフの井納、梶谷（いずれもDeNA）以来4年ぶりとなります。
岡本がポスティングシステムでメジャーに挑戦する可能性がある為、それに備えてということもあるでしょう。
ただエースの菅野が確実にメジャー挑戦するでしょうから、４番の岡本まで認めるでしょうか？
そこまで気前がいい球団には見えません。
それに、もし岡本が移籍しないで、大山を獲得したら、坂本はどうするんでしょうか？
そして、大山はカープが喉から手が出るほど欲しい選手。
カープの補強ポイントに一番合っている選手。
カープに来ればすぐに４番で全試合出場できます。
しかし、巨人が本格的に動いてしまうと、もちろん巨人が有利。
東京という利便性の良さ、給料の良さ、恐らくコーチ手形ももらえるでしょう。
カープの武器は、信頼をおく新井兄弟がいること、コーチ手形をもらえることくらいでしょうか。
秋山の時のようにミラクルはおきるのでしょうか？
そもそもＦＡするのか？
大山・甲斐の決断に注目が集まります。
カープの阪神・大山獲得はあるのか？ の記事も宜しければご覧ください。
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