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セ・パ両リーグの守備のスペシャリストを記者投票で選ぶ、三井ゴールデン・グラブ賞の受賞者が発表されました。
セ・リーグでは優勝した巨人から投手で菅野、一塁手で岡本、二塁手で吉川、三塁手で坂本が受賞しました。
８年ぶりに受賞者なしに終わった昨年から、初受賞の吉川ら４人と大幅増となりました。
パ・リーグでは、優勝したソフトバンクから両リーグ最多の５人が受賞し、攻撃だけでなく、守備でも他チームよりも優れていたことが証明されました。
セリーグではヤクルト、パリーグではロッテとオリックスが受賞者なしでした。
【第５３回三井ゴールデン・グラブ賞受賞者】
セ・リーグ
投手 菅野智之（巨人）９３票＝４年ぶり５回目
捕手 山本祐大（ＤｅＮＡ）２１７票＝初
一塁手 岡本和真（巨人）１８９票＝初（三塁手で２回）
二塁手 吉川尚輝（巨人）２３２票＝初
三塁手 坂本勇人（巨人）１６８票＝初（遊撃手で５回）
遊撃手 矢野雅哉（広島）２１８票＝初
外野手 秋山翔吾（広島）２１１票＝初（パ・リーグで６回）
岡林勇希（中日）１９０票＝３年連続３回目
近本光司（阪神）１８７票＝４年連続４回目
パ・リーグ
投手 モイネロ（ソフトバンク）７６票＝初
捕手 甲斐拓也（ソフトバンク）１９７票＝２年ぶり７回目
一塁手 山川穂高（ソフトバンク）１７６票＝初
二塁手 小深田大翔（楽天）１５６票＝初
三塁手 栗原陵矢（ソフトバンク）２１７票＝初
遊撃手 源田壮亮（西武）１４５票＝７年連続７回目
外野手 辰己涼介（楽天）２２０票＝４年連続４回目
周東佑京（ソフトバンク）２１９票＝初
万波中正（日本ハム）２１１票＝２年連続２回目
カープでは新星赤忍者・矢野と、頼れるベテランの秋山が受賞しました。
矢野は2位と大きく差をつけての受賞。
強肩を活かした信じられないようなプレーで何度もチームを救ってくれました。
矢野の守備がなければ、チームはもっと負けていたはずです。
菊池との二遊間は本当に鉄壁。
センターの秋山を含めると、センターラインが安定しているというのは、チームにとって大きなストロングポイントになっています。
しかし、この矢野ですら、来季はショートのレギュラーは確約されていません。
小園もショートのレギュラーは狙っているでしょうし、二俣もアピールしています。
来季は菊池の年齢による衰えから、矢野がセカンドにコンバートされる可能性があります。
ただあの矢野の守備はショートでないと勿体無い気がします。
今後ショートなのか、セカンドなのか？
どちらで起用していくのか注目されます。
来季も受賞を期待しています。
そして秋山は両リーグでの受賞となりました。
この年齢で外野手部門でトップで受賞というのは凄すぎます。
たゆまぬ努力と欠かさぬ準備、体調管理の賜物だと思います。
本当にプロフェッショナル。
尊敬に値します。
丸が抜けたあと、カープはセンターが安定しませんでしたが、秋山が来てくれたことで、外野全体の守備が安定しました。
本当に彼が来てくれたことは数字以上の価値がありました。
その技術、メンタルを中村奨成・末包・田村ら他の外野手に継承していってほしいです。
来季も受賞を期待しています。
カープから2人の受賞でした、おめでとうございます。
来季は他の選手も受賞できるよう期待しています。
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