まだ年が明けたばかりで気が早いですが、私の独断と偏見で2025年セリーグの順位予想を行います。
まずは昨年の順位をおさらいしていきましょう
2024年順位
1位 巨人
2位 阪神
3位 横浜
4位 広島
5位 ヤクルト
6位 中日
2024年は私は阪神を1位と予想しましたが、巨人が1年目の阿部監督の采配が冴えわたり1位となりました。
カープは予想を覆し、9月頭までは首位を走り、マジック点灯まであと僅かという所までいきましたが、投手陣の疲労、歴史的貧打、優勝へのプレッシャー、酷暑の中での屋外球場など、様々な要因が重なり、信じられないくらいの急失速を見せ、4位という屈辱を味わいました。
DeNAはもう少し勝てるチームだと思ったのですが、カープの失速に助けられ3位に。
史上最大の下剋上と言われ、日本一に輝きました。
ヤクルト・中日は予想通りの順位となりました。
それでは2025年はどこが優勝するのでしょうか?
2025年 順位予想
1位 広島
2位 巨人
3位 横浜
4位 阪神
5位 ヤクルト
6位 中日
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1位 広島
戦力の変化としては、矢崎が現役ドラフトでヤクルトへ、九里がFAでオリックスへ移籍しました。
特に九里の穴は小さくはありません。
怪我がなく、イニングを消化してくれる投手は非常に貴重です。
しかしそこまで九里の穴を悲観することはありません。
期待できる若手の先発投手がいるからです。
先発は大瀬良・森下・床田は当確で、そこに玉村・アドゥワ・森・常廣・佐藤らが競争で争う形になります。
特に期待したいのが森。
昨季は一軍の先発投手陣に大きな穴が少なく、出番が少なったですが、今季は出番が非常に増えるでしょうし、一気にブレイクするかもしれません。
中継ぎは島内の勤続疲労が心配ですが、ハーンが開幕からいてくれるのが大きいですし、昨季大きく活躍した塹江、黒原、森浦がいて、大道やケムナ、高橋昂也も今季に賭ける思いは強いはず。
抑えが一番心配ですが、手術明けの栗林がどれくらいのパフォーマンスを維持できるか。
場合によってはハーンや黒原らでダブルストッパーも考えないといけないかもしれません。
こういったことを考えるとやはり矢崎がいざという時に控えてくれていると心強かったのですが、自ら放出してしまったものは仕方ありません。
しかし投手陣はこうしてみると不安要素はありますが、大きな心配はいらないと思います。
問題は野手です。
当たり前のことを言いますが、カープは打てれば優勝できます。
守備面でも矢野・秋山・菊池とセンターラインが非常に強固です。
昨季も普通に打てれば差をつけて優勝できたはず。
キーマンは末包と新外国人のモンテロとファビアンです。
今やカープの中心選手は坂倉と小園。
この二人は黙っていても結果を残せます。
ですので前後を打つ選手が非常に重要です。
末包も怪我さえなければ結果を残せる選手です。
昨季終盤の不調は恐らくどこか怪我をしていたのかもしれません。
末包が怪我せず、両外国人のどちらかが当たりであれば、カープの優勝の確率はグッと上がります。
そしてカープの聖域であるセカンド菊地をいじれるかどうか?
勿論菊池が打撃で結果を残せればそのままでいいですが、そうでなければ小園か矢野をセカンドにコンバートしなければなりません。
もしくは打撃に魅力がある佐藤をセカンドで起用するか?
チームは転換期にきています。
菊池・秋山・田中・會澤・堂林・上本・松山ら、功労者のベテランメンバーを優遇せずに起用することが出来るか。
若手にチャンスを与え、本当の意味での競争が出来るかが非常に重要です。
新井監督の昨年の反省を生かした、一皮剥けた采配にも注目です。
またシーズン途中の補強を断るようなことは絶対にしてはいけません。
巨人が最大のライバルになるのは間違いありませんが、勇気をもってカープ優勝と予想します。
2位 巨人
正直戦力はセリーグの中でも頭一つ抜けています。
せっかく大活躍した菅野がメジャーに行ってくれると思ったら、今度はソフトバンクから甲斐を。
楽天から大投手田中将大を。
中日の守護神ライデル・マルティネスを獲得し、むしろ戦力アップしてしまいました。
しかし菅野が抜けた穴は大きいはず。
8回9回はカチカチに堅くなってしまいましたが、先発は万全ではありません。
そして巨人の課題は打撃陣。
丸・坂本は高齢化し、そこまでの活躍を期待するのは酷です。
打撃陣に関しては昨季から上積みはありません。
また甲斐を獲得した以上は使わないといけませんが、甲斐は打撃に確実性がありません。
リードは抜群ですが、大城が捕手の時と比べると攻撃力が大幅に下がります。
大城は1塁にコンバートでしょう。
そうなると岡本はレフトを守ることが多くなりそうです。
巨人は菅野の穴を埋める先発投手が台頭するか、岡本頼みにならずに中堅・若手が打線を活気づけることができるかどうかでしょうか。
ビックネームを次々と補強し、物凄く戦力が上がったように感じますが、実はそうではありません。
カープに優勝のチャンスはあります。
個人的には若手の浅野がどれだけ活躍できるかが重要だと考えています。
3位 横浜
昨年はまさかのCS出場、そしてまさかまさかのソフトバンクを倒して日本一に。
オースティン、佐野、牧・宮崎・梶原と強力打線の怖さを証明しました。
そして大きいのは三森の加入。
DeNAの弱点は、主力選手と控え選手のレベルの差。
そこが非常に長年のネックだったと思いますが、この三森はその課題を埋めてくれる最高の選手。
オースティンや牧など、もしもの時の最高のバックアッパーになります。
濱口がいなくなるのは痛いでしょうが、三森獲得は長期的に見るとプラスになると思います。
打線は何もいう事はありませんが、問題は投手陣。
投手陣は正直穴だらけ、先発も中継ぎも全く足りません。
大黒柱の東にもしものことがあったら目も当てられません。
ルーキーの竹田・篠木が活躍できるかどうか。
バウアー復帰はあるのか?
そして守備も相変わらずそこまで堅くありません。
逆に言えば投手陣と守備のレベルアップが叶えば優勝も十分狙えます。
4位 阪神
大山残留は非常に阪神にとって大きいものになりました。
ただ痛いのは名将岡田監督がチームを去ったこと。
これほど大きな戦力ダウンはないでしょう。
今までこの人の采配でどれだけ勝ってきたか分かりません。
藤川新監督がどの程度やれるかは分かりませんが、戦力ダウンは間違いありません。
そして投手力は非常に高く、12球団屈指の先発投手陣を誇ります、しかし、何せ打てません。
カープも人のことは言えませんが、阪神も相当ひどいです。
逆に言えば攻撃力が上がって、藤川新監督の采配がハマれば優勝もありえます。
中野が昨季活躍できませんでしたが、中野が復活できるかが非常に重要だと考えます。
5位 ヤクルト
村上が今季終了後のメジャー挑戦を希望しています。
モチベーションが非常に高く、昨年以上の結果を残すかもしれません。
またオスナ・サンタナの残留、茂木の加入が非常に大きいです。
ヤクルトは得点力はリーグ2位と、打線は打つのですが、問題は投手陣。
投手のFA補強に失敗し、先発も中継ぎも抑えも穴だらけですが、カープから矢崎が加入したのは非常に大きな戦力アップになると思います。
またルーキーの中村優斗に期待です。
そして最下位争いをするであろう中日が絶対的守護神を失い、成績を落とすと考えられます。
よってヤクルトは5位と予想します。
塩見や山田など主力選手の怪我が近年あまりにも多く、けが人を出さないことも非常に重要になります。
6位 中日
絶対的守護神のライデル・マルティネスが巨人に移籍。
あまりにも痛すぎます。
中日の強みだったストッパーがいなくなりました。
そして小笠原慎之介はメジャー挑戦。
井上新監督には悲しい辛い船出となりました。
こうなったら、黄金ルーキーの金丸に期待したいです。
全体的に戦力が不足しているのは否めず、最下位と予想します。
こうして予想してみましたが、やはり巨大な勢力をもっているように見える巨人を、どれだけ他の球団が食い止めることができるかどうか。
何としても連覇は阻止しなければなりません。
そして阻止するのはカープだと思います。
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