
5月16日、首位阪神との対戦。
カープは先発・森下、巨人は村上。
注目の1番センターは、この日は右の村上の為か、秋山が復帰後初スタメン。
結果は、4-2でカープが勝利、4連勝となりました。
カープは初回、先頭打者の秋山が147キロの直球を捉え、右中間に先頭打者本塁打を放ち、難敵村上から貴重な先制点を奪います。
更に2アウトから坂倉がライト方向ライン際へヒット、ライト森下がクッションボールの処理をもたついている間に、1塁ランナーの末包が一気に還り2点目をあげます。
この日もカープ打線が活発かと思いましたが、その後は村上の前に追加点が奪えません。
結局村上からは初回の2点のみで、きっちり試合を作られます。
対する森下も調子は非常に悪かったですが、悪いなりに抑えるエースらしい投球で、阪神打線を封じます。
しかし7回、阪神前川にタイムリーを打たれ1点差。
更に木浪に同点タイムリーを打たれ振り出しに戻されます。
そして9回表、先頭の末包が粘りを見せ、貴重な四球をもぎとります。
代走は羽月ではなく大盛。
坂倉が送りバントを決め、1アウト2塁。
阪神は1ヒットで点が入らないよう、外野が超前進守備。
小園は見逃し三振で2アウト。
そしてモンテロ、あわやピッチャーに当たろうかというセンターへ鋭い打球。
打球が早く、前進守備。
普通に考えたら3塁ストップですが、2塁ランナーの大盛が素晴らしいスタートと走塁で、3塁コーチャーの赤松コーチは迷いなく回します。
アウトのタイミングかと思いましたが、大盛のヘッドスライディングと、捕手坂本がギリギリの所で素早くタッチしようとしますが、捕球できずにセーフ。
粘って四球を選んだ末包、きっちりバントを決めた坂倉、打ったモンテロ、神走塁の大盛、勇気をもって回した赤松コーチ、それぞれがベストを尽くして、もぎとった1点。
見事な攻撃でした。
まさに強いチームの点の取り方でした。
しかし阪神がモンテロと勝負してくれて助かりました。
ネクストには堂林がいましたが、堂林と勝負していたらどうなっていたか分かりませんでした。
さらに矢野が前進守備のセンターを越えるタイムリーを放ち2点差。
前進守備でなければ、ただの平凡なセンターフライでした。
9回裏は栗林がきっちり抑え勝利。
8回を投げたハーンが勝ち投手に。
非常に良い勝ち方ができました。
3連戦は初戦をとることが非常に重要。
ビジターなら尚更そうです。
同一カード3連敗は絶対に避けないといけない。
これで今日、明日と気楽に試合に臨むことができます。
打線は好調、もはや誰がヒーローになってもおかしくない打線です。
この勢いで貯金を増やせるだけ増やしたいです。
そして注目は秋山と中村奨成のセンター争い。
昨日は秋山がホームランを含む3安打の大活躍。
中村奨成も大変です、こんなにも偉大な選手が、これだけ必死にプレーされたら厳しいです。
しかし、この高い壁を越えることができたら、球界を代表する選手に成長できるはず。
今日は床田と大竹。
エース床田ですから、勝ちたいところです。
コメント