阪神タイガースドラフト採点　2023

今回は2023年のドラフトを改めて振り返りたいと思います。

今回は、2023年リーグ優勝、そして日本一を果たした阪神です。

まさかの１位で下村海翔（青山学院大学）の単独指名。

コントロールが良く最速１５５キロ右腕。

先発もリリーフも両方でき、1年目からの活躍が楽しみな投手です。

強力な投手陣が更に手強くなりそうです。

２位の椎葉剛（徳島インディゴソックス）は即戦力候補。

ガッチリとした体格から最速１５０キロ後半のストレートを投げる剛腕。

中継ぎとしての活躍が期待されている、コントロールがやや課題か。

3位の山田俼也（仙台育英）は守備とセンスが良く、大舞台に強い将来のリードオフマン候補。

４位の百崎蒼生（東海大星翔）は打撃が売りの右の好打者。高校通算３９本塁打を放った長打力が売り。この選手も将来のリードオフマン候補。

５位の石黒佑弥（ＪＲ西日本）は最速１５０キロ越えの力強いストレートが売りの本格派右腕。伸びしろ十分。

６位の津田淳哉（大阪経済大学）は最速１５０キロ越えの角度のあるストレートと、緩急を使える実戦派投手。コントロールがやや課題か。

以上、先発、中継ぎ、ショートと欲しい３点をしっかり抑えた指名でした。

阪神は戦力が充実しており、大卒や社会人の新人は即戦力としてプレッシャーが普通はかかりますが、阪神の場合は焦る必要がなく、余裕をもって準備してから一軍デビューとなりそうです。

山田と百崎の高卒ショートは、木浪、小幡の次の世代のショートとして育成となります。

またセカンドの中野の後継者として、セカンドへのコンバートもありそうです。

絶対に即戦力。という訳ではなく、1年目からというよりも、2 ，3年後を見据えた全体的に余裕を感じさせる指名になりました。

採点としてはバランスが良く、８０点ではないでしょうか！

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