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人的補償で選手が加わらないと決まりましたので、カープは今の戦力で戦うことになります。
新井監督も痛みを伴うと宣言していますが、その真意は秋山、菊池、野間、堂林ら、ベテランでも特別扱いは今後しないという意味で言ったのだと思います。
よって、結果が残せない選手は過去の実績に関係なく、レギュラーにはなれないということです。
そこで、ポジション別に、スポットを当て、詳しく見ていきたいと思います。
今回は遊撃手です。
戦力を見ると
大本命 矢野
本命 小園
穴 二俣
大穴 上本 田中 山足
でしょうか。
戦力充実度をA~Eで判定すると、文句なくAでしょう。
何といっても昨年ゴールデングラブ賞を受賞し、日本を代表するショートに成長しようとしている矢野がいるのが大きいです。
キャリアハイの136試合出場を果たし、強肩を生かした守備で何度もチームを救ってくれました。
守備部門の選手間投票でも堂々の一位でした。
12球団一守るのが難しいと言われているマツダスタジアムをホームにしながら、ゴールデングラブ賞を獲ったというのは非常に価値があります。
そして課題の打撃でもチーム5位の打率.260と成長を見せました。
しかし、本来はショートの守備も非常に安定感が出てきている小園も、虎視眈々とそのポジションを狙っているはず。
マルチプレイヤーとして地位を確立し、レギュラー奪取に燃えている二俣も野球センス抜群です。
さらにはベテランの田中・上本が控えており、死角が見当たりません。
田中も上本もこのまま終わるつもりはないでしょう。
今季も順当にいけば矢野がレギュラーで間違いないでしょうが、昨年ブレイクして、実質二年目のようなもの。
二年目のジンクスで極度の不振や、怪我で離脱となれば、必然的に小園の出番になります。
ゴールデングラブ賞を獲得した矢野ですら、レギュラーが完全に確定ではありません。
ただ昭和の臭いがし、努力ができる男の矢野ですから、今季も攻守にチームを引っ張ってくれるはず。
私の理想としては小園をセカンドに完全にコンバートしてほしいですが、矢野と小園のショート争いにも注目です。
果たして順当に矢野が完全にレギュラーを掴み切るのか?
それとも小園か?
又は二俣がアピールするのか?
ベテランが意地を見せるのか?
カープのショート争いに注目です。
どうなるカープのポジション争い 捕手編 の記事も宜しければご覧ください。
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