カープの弱点の一つといえば、長打が少ないということです。
シングルヒットは打つけど大事な所で打てずに結局0点で終わる。
かたや相手のチームはヒット数は少ないのに長打、ホームランで点を取っていく。
そんな試合を何度見てきたでしょうか。
そんなチームとしての課題を解決してくれるだろう日本人選手がいます。
それが末包昇大選手です。
末包選手は、188cm、112kgの堂々とした体格でありながら、50メートル6秒2と俊敏さも兼ね備えています。
2023年は開幕二軍スタートながら、終わってみれば球団の入団二年目としては2013年の菊池選手以来の2ケタ到達の11本塁打を放ちました。
新井監督も愛情を込めて「末包さん」と呼んでいます。
「打撃のコツをつかんだと言ってましたので」などといじるのは期待の表れでしょう。
オフには1日1000本以上はバットを振り、坂道ダッシュも毎日300本走りました。
現在は膝の負傷があり、出遅れてしまいましたが、ぎりぎり開幕に間に合うかどうかというところ。
難しいかもしれませんが、1年間通して使ってほしい選手です。
全試合でたら、何本ホームランを打つんだろう?ホームラン王をとれるのでは?そんな期待を抱かせてくれる貴重な選手です。
西川選手がオリックスへ移籍し、外野は激戦区になりました。
外野ではもちろん末包選手がポスト西川の筆頭候補ですが、他にも田村、久保、中村健人、中村奨成、中村貴浩と魅力的な若手選手が多くいます。
チーム全体の事を考えた時に、末包が一塁の守備を鍛えてしっかりと守れるようになれば、幅が広がり、戦力がアップするはずです。
いつか末包選手が4番で出場できるようになれば、左の好打者が多いチームにとって、すごくバランスが良くなると思います。
鈴木誠也以来の和製大砲誕生が待ちきれません。
末包選手の活躍に期待しています。
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