
今年の平日、マツダスタジアムでの試合は観客が少なくガラガラで、信じられないくらい空席が目立ちます。
特に中日戦はひどいです。
埼玉に住む私はその空席に座りたくてしょうがないですが、広島県民はわざわざ平日にカープの試合に見に行くつもりがあまりないようです。
原因としては。
・年間指定席購入者が見に来ない
・新規のファンが獲得できず
・若年層がカープに飽きた、他スポーツへ流出
・テレビやタブレットでの視聴の充実
・交通費の高騰
・仕事帰りに観戦が困難
・昨年の終盤戦の戦いでファンに愛想を尽かされた
・中日戦はロースコアの試合になることが多いので避けられる
など色んな理由がありますが、一番大きな理由が、近年のカープの試合が貧打でつまらないから。
そもそも、ドラフトで上位を投手ばかり指名し、長打力のある野手を指名しなかったから。
タナ・キク・マル、鈴木誠也以降野手でスター選手がいません。
主な理由はここでしょうか。
玄人の野球ファンは投手戦で、守り勝つ野球で十分楽しめるかもしれませんが、子供や野球にあまり詳しくない人は、打ち勝つ野球が見たい。
昨年は投手におんぶに抱っこで、ロースコアの試合がほとんどで、ホームランもめったに見られませんでした。
シングルヒットばかりで、1イニングに3本ヒットを打って、四球ももらって0点に終わるなんてことがよくありました。
反対に相手チームは一発ホームランで得点。
1点とられたら敗戦濃厚では苦しいです。
要するに見に行っても盛り上がれないし、ストレスが溜まる展開が多かったです。
ドラフトでは阪神に行った森下や、DeNAの牧など、単独で指名できたのにしませんでした。
カープが上手く指導できたかは分かりませんが、こういった長打力のある良い素材を多く指名してこなかったのは事実です。
結局去年は打撃陣が大きく足を引っ張り、優勝目前で優勝を逃し、ファン・観客までも逃しました。
慌てて佐々木や渡邉など、長打力のある打者を指名しましたが、もっと早く手を打ってほしかった。
林や内田はもう少し時間がかかりそうです。
今のところ昨年よりは打撃陣が期待が持てそうで、見に行ったファンを喜ばせるような打ち勝つ試合も見られています。
こういった試合を続けていき、勝ち星を重ねていけば、観客も戻ってくるのではないでしょうか。
個人的に野手でスター選手に育ってほしいのは二俣・内田・田村でしょうか。
仕事終わりで疲れていても、この選手がいるから見に行きたいという選手を、球団は育てないといけません。
最近集客率が高いDeNAは投手はイマイチですが、打撃陣は長打力のある魅力溢れる打者ばかりで、応援していて楽しいでしょうね。
コメント
コメント一覧 (2件)
確かにテレビで観ていてスカスカの観客席が気になっていました。自分も行けるものなら北陸から行きたいくらいです。ただ今年の小園、末包、野間、ファビアンはとても頼もしいですね。秋口には大変な騒ぎになることを信じてます。
kuzo様
いつもコメントありがとうございます。
ブログを続ける上でとても励みになっております。
今後共宜しくお願い致します。秋口には共に喜びを分かち合いましょう。