広島が16日、DeNAとのオープン戦で3―2で勝利しました。
7番・一塁で先発したシャイナー内野手が、3回先頭、DeNA・森唯の内角直球を左前へと運びと、5回一死では森のカーブを捉え、フェンス直撃二塁打を放ちました。
「楽しく試合で出場できているし、毎日が調整、毎日毎日が新しいチャレンジ。ここにきて、ちょっとハマってきているかな」と手応えを口にしました。
試合前まで打率.071と調子が上がらず、低空飛行が続いていた中、オープン戦30打席を前に日本の投手への適応を見せてました。
当たりが無い中でも努力は怠りませんでした。
キャンプ中から継続している早出特打や、試合で対戦した投手のデータをノートに記録し、来日中のマクレーン駐米スカウトに助言を仰ぐなど、地道な作業の積み重ねが成果として表れ始めました。
さらなる修正へ「タイミングという面でも、非常にいいタイミングが取れてきている。今日の打席を踏まえて、次からの試合に生かしていくということをやっていきたい」と自信を深めたようです。
開幕まで残り6試合です。
昨季マイナーながら、30本塁打&100打点を稼いだ大砲が公式戦で本領発揮となれば、チームとしては非常に大きいです。
おそらく開幕の4番はレイノルズでいくでしょうが、6番7番あたりで一発のあるシャイナーが力を発揮すれば、打線の厚みがかなり出てきます。
スタメンはまだはっきりしませんが
- 右 野間
- 左 田村
- 遊 小園
- 三 レイノルズ
- 捕 坂倉
- 中 秋山
- 一 シャイナー
- 二 菊池
新井監督が、坂倉が二番に入ることも示唆しましたので、多少変更はあるでしょうが、おおまかにはこのような形になると思われます。
3割打てる西川は抜けましたが、長打力という面では、昨季よりも威力は増すのではないでしょうか。
そして野手では今日も二俣が、フェンス直撃の2ベースを放つなどアピールに成功。
どこでも守れるユーティリティー性もあり、野球センス抜群です。
曽根が怪我で一軍にいない状況、なんでもこなせる彼は開幕一軍の可能性が高そうです。
小園、田村、二俣と若手が活躍している状況は素直に嬉しいです。
心配なのは栗林。
1イニングでヒットを3本打たれ、相手のミスに助けられて0点には抑えましたが、非常に不安の残る内容でした。
シーズンが始まっても、ある程度覚悟してこちらも見ないといけません。
昨年は過去の実績にとらわれて、しっかり判断ができずに、栗林で何試合も落としました。
今年は昨年の反省を生かして、調子が悪ければ早めに二軍で調整をさせるなどの、判断をしてほしいです。
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