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日高暖己 ドラフト時評価・ドラフトで指名されるまでの経緯

人的補償で19歳の日高暖己投手を獲得し、カープファンも納得し、喜んでいる人も多いようです。

今回は、日高投手のドラフト時の評価・ドラフトで指名されるまでの経緯を振り返ってみます。

日高暖己

長崎県諫早市生まれ。
 細島小1年時からソフトボールを始め、富島中時代は軟式野球部に所属。
 宮崎県選抜で中学3年11月の全国大会に出場した。

 富島高校では1年生の秋から公式戦に出場。
 県大会初戦・宮崎商戦に2番手として登板し、大敗の中で2回2K0封の公式戦デビューを飾る。
 翌2年夏の県大会に背番号10で挑み、初戦・鵬翔高戦で最速144㌔を計測。


 救援兼先発で全3試合(先1)、計12回を投げ、7安打6四死球、8K5失点の粘投を見せた。
 2年生の秋の予選でエースの座を掴み、全6戦中5試合登板で県3位まで進出。


 準々決勝・小林西高戦(9回5-1)で、7回4安打0封、先制2点打含む4安打を記録している。
 その後、自己最速を148㌔までのばし、3年時夏の予選で3年ぶりの優勝を達成。


 全て先発で全5試合のマウンドに登り、計41回で38K、4完投2完封、防0.44の好成績を残した。
 準々・日章学園戦で延長11回6安打3-1完投勝ち(最速タイ148㌔)をマーク。


 投手戦となった決勝・宮西戦(147㌔計測)で、2安打無四球、9K2-0完封勝ちを収めている。
 続く本大会初戦・下国戦で全国デビューを飾るも粘投及ばず0-5完封で敗退。


 5回までを5安打1失点にまとめたが、後半に失点を重ね、9回13安打5失点で完投負けとなった。
 2学年上のチームメイトに坂本龍太郎(JR九州)ら。

 183cm72kg、プロ注目の最速148㌔右腕。
 ノーワインドから右手を後ろに引いて重心を下げ、着地早めにヒジを使った腕の振りから投げ込む
 最速148㌔、常時130㌔台後半から140㌔台前半(先発登板時)の真っ直ぐと、
 120㌔台のスライダー、130㌔前後のフォーク、110㌔前後のカーブ、120㌔前後のチェンジアップ。


 2年生の秋から投手に専念。内外角への真っすぐにスライダーとフォークを交える。


 憧れの選手は現オリックス・山本由伸投手。2年時12月のトラックマン計測で148㌔を叩きだした。
 高校通算10発超、遠投100m、50m走6秒3。

浜田登監督は、絶対的エースについて「最初はなかなか投手をやりたがらなかった。内野手として打撃の方が好きだと言って、投手は乗り気じゃなかった」と明かした。中学時代まで野手兼任だったが、「投げさせたらいい球を投げる、肩の強さもあった」と同監督。「投手を面白いと思わなかった」という日高だが、オリックス・山本由伸をお手本にしたテークバックを大きく後ろにとるフォームで制球力と球速を上げ、プロ注目投手まで成長を遂げた。


オリックス・縞田拓弥担当スカウト|22/11/1
 「角度のあるストレートや変化球も優れている。ピンチでも肝が据わり、冷静にプレーできる。将来はオリックスを支える先発のエースに育ってほしい」
 「最後の甲子園でも負けはしたが、いい投球もしてくれたので、その時点でいいピッチャーだなという印象をずっと持っていた。これから体がしっかりできてくればすごいピッチャーになっていける素材をもっていると思う」


オリックススカウト|22/10/20
 「角度のあるストレートはMAX148を計測。身体の強さがついてくれば大化けする可能性を秘めた将来性抜群の好素材」


楽天・後関スカウト部長|22/8/26
 「身体能力が高く、先発タイプ。伸びしろがありそう」


ソフトバンク・永井本部長|22/8.23
 「線は細いが、フォームのバランス、球のキレがいい」


ソフトバンク・永井編成育成本部長|22/8/16
 「体ができて、スピードが増したら、とても面白い素材。岩崎翔(現中日)やうちの高橋純平のイメージ」

その後オリックスから5位で指名されます。

 富島の日高暖己投手が31日、同校で指名あいさつを受けた。オリックスの山口和男アマチュアスカウトグループ長と縞田拓弥担当スカウトの2人が訪れ、縞田さんは「角度のあるストレートや変化球も優れている。ピンチでも肝が据わり、冷静にプレーできる」と評価。「将来はオリックスを支える先発のエースに育ってほしい」と期待を寄せた。


 ▽オリックス・スカウト 縞田拓弥さん「最後の甲子園でも負けはしたが、いい投球もしてくれたので、その時点でいいピッチャーだなという印象をずっと持っていた。これから体がしっかりできてくればすごいピッチャーになっていける素材をもっていると思う」(宮崎放送)

ドラフトレポート

振り返るとドラフト前から評価が高かったことが伺えます。

高校二年から投手を本格的にやって、しかも最初は投手をやりたがらなかったというのは意外でした。その投手を人的補償としてカープが獲得するというのも何か面白いです。

カープからすると、日高投手は二年目ですから、ドラフトでもう一人有望な選手が獲れた感覚に近いですね。

まだ体の線が細く、体力強化と、実践経験が必要でしょうが、一軍での登板が非常に楽しみです。

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この記事を書いた人

野球ゲームがきっかけで広島カープが好きになり、25年以上応援し続けている埼玉在住の2児の父、40歳です。
ブログを通して多くの方々に広島カープ、野球の良さを知ってもらい、カープを応援して頂くことが私の夢です。

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