全身を使って放たれる糸を引くようなストレートはスピン量が多く、時にストレートと分かっていても打てない。
そんな魅力あるピッチングを見せてくれる投手。
それが大道温貴投手です。
年度 | 所属球団 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | H | HP | 完投 | 完封勝 | 無四球 | 勝率 | 打者 | 投球回 | 安打 | 本塁打 | 四球 | 死球 | 三振 | 暴投 | ボーク | 失点 | 自責点 | 防御率 |
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2021 | 広島東洋 | 24 | 4 | 4 | 0 | 3 | 5 | 0 | 0 | 0 | .500 | 230 | 53 | 50 | 4 | 25 | 2 | 35 | 1 | 0 | 30 | 28 | 4.75 |
2022 | 広島東洋 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 53 | 12 | 16 | 5 | 3 | 1 | 8 | 1 | 0 | 9 | 9 | 6.75 |
2023 | 広島東洋 | 48 | 3 | 1 | 0 | 10 | 13 | 0 | 0 | 0 | .750 | 213 | 49.2 | 44 | 2 | 23 | 3 | 49 | 0 | 0 | 15 | 15 | 2.72 |
通 算 | 75 | 7 | 6 | 0 | 13 | 18 | 0 | 0 | 0 | .538 | 496 | 114.2 | 110 | 11 | 51 | 6 | 92 | 2 | 0 | 54 | 52 | 4.08 |
2023年の大道は、48試合に登板し、防御率2.72、3勝1敗、10ホールドという成績を残し、存在感を示しました。
以前から良い球を投げる良いピッチャーだな、しかもイケメンだし、と思っていましたが、2023年後半ピッチングの内容が良く、頼もしさを感じさせてくれる程でした。
本人の話しによると、転機になったのが、2023年の交流戦で偶然投げた縦変化のカットボールでした。
投げてみると、打者の反応が良く、その後大きな武器になったそうです。
武器である、うなるようなストレートと縦変化のカットボールの相性が良く、意識的に縦と横のカットボールを使い分けていたといいます。
交流戦以降抜群の安定感となり、中継ぎ陣の中でも序列が上がっていきます。
2024年のカープ勝利の方程式は、おそらく7回島内、8回矢崎、9回栗林になると思います。
そこに更に成長した大道が加われば、チームは非常に安定した戦いができるようになり、接戦をものにできるようになるでしょう。
チームでは守護神の栗林が、将来的にメジャー挑戦の意向があるということで、いずれはクローザーの座が空くことになります。
このままいけば、大道は守護神候補の1人になることは間違いありません。
将来は日本を代表するようなリリーバー・クローザーに成長してほしいと思います。
頑張れ大道投手!
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